子どもの言葉は信じるな!

話を聞く

先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容を一部変更しております。

うちの子は将来の夢があります。ただ、それでも勉強をやりません。これは、本気になるまで待つしかない、ということですよね。

ADHDでこだわり強く、みんなと同じ高校に行きたいと言うのに、勉強しません。同じがいいという思いを尊重すると、無理に勉強させようとしてしまい親子関係が悪くなります。

うちの子のようにこだわりがあっても、やっぱり本人が動かなければ仕方ない、ということでしょうか?

子どもが「〇〇高校に行きたい」と言っているのに、全く勉強しないと悩まれている方がたくさんいます。

この場合、子どもの本心を勘違いしている可能性があります。そこで本日は、子どもの本心を見極める方法をお伝えします。

この考え方さえ理解しておけば、今後子どもが何を考えているかがわかります。その結果、無駄にイライラすることもなくなりますよ。

親がやるべきことをやっているかチェック

勉強

今回の相談者の子どもの場合、行きたい高校があるのに勉強できていません。この場合、最初に考えることは、親がやるべきことをしているかチェックすることです。

子どもを勉強させるために必要な行動は3つあります。
  1. 愛情バロメータを上げる(学校で起きたたわいもない話ができるところまで)
  2. 動機づけを行う
  3. 子どもが求めるサポートを行う
の3つです。何となくなのですが、今回の相談者の場合、3ができていないような気がします。発達障害がある子の場合、一人で勉強を進めることは難しいです。だから親がサポートしないといけません。

ここで言うサポートとは「勉強しなさい」ということではありません。マンツーマンで、やり方を教え、丸付けなどのサポートを行うことです。

3つのサポートもきちんと行っているのに勉強しないなら、おそらく子どもの言葉と本心がズレている可能性が高いです。

親のために行きたい高校を言っている可能性大

ゲーム

どういうことか?何となくお母さんを喜ばせるために、「偏差値が高いA高校に行きたい」と言っているだけということです。

もしくは、特に行きたい理由があるわけではないのに、A高校しか名前を知らないからなんとなく「A高校に行きたい」と言っている可能性もあります。

この場合、子どもの言葉に騙されてはいけません。信じるべきなのは「行動」です。体が動いていないなら、それほど勉強したくないと言うことです。

全てのサポートをしても勉強しない子の進路

宿題

もし本心が勉強したくない子なら、無理に勉強させる必要はありません。それはその子の幸せにならないからです。

この場合、最低限やるべきことである「宿題を提出する」ことだけ、行うように伝えましょう。それは中学生としてやるべきことだからです。

宿題をしっかり出して、定期テストで全教科30点くらい取れれば、オール2の成績は獲得できます。そうすれば、高校には進学できます。

中学3年生になったとき、高校に進学するか、就職するか自分で決められる状態にはなるので、そこまでのサポートだけはしてあげると良いです。

本日のまとめ

オール3

本日は大事なことを2つお伝えしました。1つは、言葉よりも行動が本心ということ。もう1つは、3つのサポートを行っているのに勉強しない場合、提出物だけは出すようにサポートすることです。

少し受け入れがたい話もあったのではないでしょうか?でも、安心してください。私の経験上9割の子は、3つのサポートをすればオール3くらいまでは成績が上がります。

残りの1割の子は、それでも勉強せずオール2になるかもしれません。でもそういった子も最終的に3年生になったら、勉強を始めます。(愛情バロメータが高い場合)

最後まで勉強せず、就職するという道を選ぶ子なんて、全体の1%くらいしかいないです。まずは親ができるサポートをしっかりしていきましょう!

明日ですが、「他人の力で成績を上げる方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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