先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
休校になってから朝起きたら布団の中でスマホを見るようになりました。課題もやらず、一日中途切れなく、スマホswitchパソコンをやっています。
夜は22時までのルールはほぼ守っていて、22時以降は私と姉とカードゲームをしたり話すこともあります。
スマホは学校の課題をやらなかったら、取り上げる約束を本人としています。機嫌の良い日の夜は、明日は課題やらなきゃと言いますが、翌日やりません。
もうすぐ期限が来るので、対応に悩んでいます。
休校が長く続いたせいで、生活リズムが狂ってしまった子も多いでしょう。子供の生活リズムを休校明けに<<直す方法>>毎日ダラダラ過ごしていると、休校前のリズムに戻すのには時間がかかります。
そこで今回は、短期間で規則正しい生活リズムに戻す方法をお伝えします。
お子さんが同じような状況で悩んでいる場合、今回の記事で悩みが解消するでしょう。日常に戻れるか不安な場合、参考にしていただければ幸いです。
習慣を直すのにかかる期間
休校期間中、ダラダラ過ごしていた場合、その習慣を正すためにはどれくらいの時間がかかるでしょうか。2つに分けて考えていくことが大事です。
1つは、3日間という期間です。「3日坊主」という言葉がありますが、何かを変えようとしても、3日も続かずにやめてしまう人が多いです。
つまり、最初の山場は3日間をクリアできるかどうかということです。
2つ目は、3週間です。3日坊主にならずに4日目まで頑張れたら、次に訪れる山場は3週間です。なぜなら、人間は3週間同じ行動を続けると、その行動にストレスを感じなくなるからです。
ここを越えられれば、習慣を変えられたことになります。まずは、この2つの山場を意識して、生活習慣を直していきましょう。
朝起きてリビングでスマホを触ろう
今回の相談者さんの場合、「スマホは22時まで」というルールを守れているので、スマホ依存ではありません。さらに、愛情バロメータが低い状態でもありません。
では、どうしたら朝布団の中でスマホを触る悪習慣を改善できるのでしょうか。この場合、布団の中でスマホを触るのではなく、リビングで触るというルールを作るといいです。
子どもはスマホが触りたいという気持ちなので、スマホをチェックするために朝起きたらリビングまで来られるからです。次に、起きる時間を設定しましょう。
最初は、起きる時間が9時でも構いません。少しずつ、学校に行くのに間に合う時間に起きれるように調整していけばOKです。
課題が終わっていないなら?
今回の相談者さんは、愛情バロメータが比較的高い状態です。おそらく学校が再開するまでには、課題を終わらせることができるでしょう。
ただ、ギリギリ終わりそうにないという場合、答えを写してもOKです。課題というのは、学校の先生との約束です。やってない状態だと、学校に行きづらいと思います。
その結果、不登校になる確率が上がってしまいます。そこで、長い休校明けに生活リズムを戻して、きちんと学校に行けるようにするために、答えを写して終わらせてしまいましょう。
お父さんやお母さんが手伝ってあげるのも良いです。ある程度リズムが出来上がれば、次のテストの課題はスムーズにこなせるようになると思います。
本日のまとめ
習慣を直すため、まずは3日をめどに頑張りましょう。そこを越えたら、次は3週間を目指します。3週間をクリアすれば、新しい習慣が根付いてきたも同然です。
現時点で、ある程度ルールが守れているなら、愛情バロメータは比較的高いと言えます。朝起きて布団の中でスマホを触るのではなく、リビングで触るというルールを作りましょう。
子どもはスマホが触りたいので、朝起きたらリビングに来るはずです。あとは、起きる時間を少しずつ早めて、学校に間に合う時間に起きれるように調整しましょう。
課題が終わりそうにないなら、答えを移しても構いません。お父さんお母さんが手伝ってあげるなどして、生活リズムと学校に行きやすい環境を作ってあげましょう。
明日ですが、「学校に行きたくない子どもへのメッセージ」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!休校明けの生活リズム修正法
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