新型コロナウイルスの影響で、3月から学校が休校になっています。4月から再開した学校もありますが、都道府県によっては再開できない学校もあります。
短くて1ヶ月、長くても2ヶ月程度の休校になっており、勉強の遅れを取り戻せるか心配という人もいるでしょう。
そこで今回は、勉強の遅れを3日ほどで取り戻せる唯一の方法をお伝えします。しっかりやっていただければ不安はなくなるので、参考にしていただければ幸いです。
目次
勉強の遅れを心配する前に、ライバルを考えよう
たとえば、定期テストの場合、お子さんのライバルは誰でしょうか。おそらく、同じ学校に通う友達がライバルになると思います。
高校受験の場合、同じ地域の子がライバルになるでしょう。今回の休校に関しては、同じ地域の子も同じように休校になっており、しかも期間も同じです。
つまり、お子さんだけ遅れているということはありません。むしろ、この記事を読んでくださっている分、周りよりも一歩先をいっています。
たとえ今回の休校期間、思ったように勉強が進んでいなくても、学校が再開したら今までのように勉強をすれば成績は確実に上がります。
その結果、高校受験の合格率も上がると思います。お子さんの未来を考え、毎日私の記事を読んでくださっているなら、そこまで焦る必要はありません。
休校明けに学校が始まってからが勝負
休校期間が終われば、一斉に学校が始まります。ここからが本当の勝負です。今まで勉強していなかった子も、一斉に勉強を始めるからです。
休校明けから、すぐに元のペースで勉強できる子とそうでない子の差はかなり出てくるでしょう。ここからはしっかり勉強して、ライバルに負けないように頑張っていく必要があります。
定期テストの点数を上げるのに大事なポイントは、先生の気持ちを考えることです。急に学校が休みになって、子どもたちだけでなく先生もかなり影響を受けているからです。
前もって考えていたカリキュラムがすべて白紙になっているので、この後説明する先生の気持ちを理解して、テスト対策を進めていくことが大事になります。
定期テストの範囲が広がることを意識しよう
6月から学校が再開される場合、先生の心理としては、遅れた分をハイペースで取り戻さないといけないという気持ちになっています。仮に夏休みや冬休みをつぶしたとしても、勉強時間が少なくなるからです。
にもかかわらず、「これだけは教えないといけない」という指導要領が、文科省により決められています。今後、一時的に指導要領が減らされるかもしれませんが、先生の気持ちは変わりません。
つまり、
- 授業はこれまでよりもハイペースで行う
- その結果、応用問題にはあまり時間を使えない
- テストの回数を減らすなどの対応を考える
では、どのように勉強を進めていけば良いのでしょうか。ポイントは、基本問題に絞って、広い範囲を勉強していくということです。
たとえば、これまでは、基本問題のワークを解いてから応用問題のワークに取り掛かっていた子なら、応用問題は捨ててしまってOKです。
範囲が広くなる分、一問一問の難易度が下がるので、基本の部分をしっかり対策していくことで、他の子以上に高得点が取れるでしょう。
本日のまとめ
しっかりと戦略を立てることで、勉強の遅れは、3日もあれば十分取り戻せます。いつもこの記事を読んでくださっているあなたなら、戦略を立てることもできるはずです。
大事なことは、定期テストのライバルは学校の友達、高校受験のライバルは地域の子たち、つまり、今回の休校は同じ地域の子はみんな同じ状況だということです。
そのため、学校が始まってからが勝負となります。本日解説した先生の気持ちを考えて対策を進めていきましょう。最後に2つ大事なお知らせです。
勉強戦略は随時変わります
この内容は、5月時点での見解です。今後文科省の方針が変わってきたら、戦略は再び変わってきます。その場合新しい戦略は、私のメルマガとLINEで配信していきますので、こちらをチェックいただければと思います。
受験生は少しずつ勉強を始めましょう
先日の記事で解説したように、5月末まで休校が続く場合、受験生は少しずつ受験勉強を始めていったほうがいいです。詳しくはこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。
>>休校中子どもが勉強しない悩みの解決法
明日ですが、「進学した高校が想像と違ったときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!コロナで遅れた勉強挽回法
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