先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学1年生です。勉強のやる気はありますがすぐ他のことをしてしまい結局毎日宿題以外なにもしていません。
しかも2時間くらい勉強しないといけないとおもいながら他のことをしてしまいます。
自分で勉強時間も決めてるのに全く勉強出来なくて不安です…解決方法を教えてください。
今回の相談者のように、勉強する気はあるのになかなか進まない、続かないという悩みを持っている子どもはたくさんいます。
安心してください。本日お伝えする内容を実践してもらえれば、目標としている勉強時間が確保できるようになります。
その結果、成績もぐんぐん上がって、最終的には志望校に合格できるようになると思います。
なお、本日は中学生や高校生向けに記事を書きますので、よかったらお子さんにもシェアしていただければ幸いです。
目次
宿題ができている時点で素晴らしい
まず私が、この子に言いたいこと、それは「宿題ができている時点で素晴らしい」ということです。
宿題しかできていないと悩んでいますが、宿題がきちんとできるというのは、すごいことなのです。
世の中には宿題すらできていない子がたくさんいます。宿題ができていても、さらに勉強しようと思わない子もたくさんいます。
宿題がきちんとできていて、さらに勉強しようという意思を持っているのは、本当にすごいことです。まずは自分を褒めてあげましょう。
勉強を継続させる3ステップ
では、実際にどのようなことを意識していけば、勉強が続かない悩みを解決できるか解説します。
いろいろなテクニックがあるのですが、まずはこの3ステップで勉強してみてください。
ステップ1 必要な勉強時間を考える~なぜ2時間の勉強が必要なのか?~
相談者の質問を読むと「2時間くらい勉強しないといけない」とあります。では、なぜ2時間なのでしょうか。例えば、毎日2時間勉強しないと3ヶ月で死んでしまうという魔法をかけられてしまったら、誰でも、2時間勉強できると思います。
しかし、明確な理由がなければ2時間勉強するというのは非常に難しいことです。
そこで、明確な理由を決めるために、まずはテストでどれくらいの点数を取りたいか考えてみてください。
それによって、勉強時間がどれくらい必要かわかります。必要な勉強時間を決めることが、最初のステップです。
ステップ2 目標を下げる「宿題+15分」
明確にテストで取りたい点数があれば、目標を達成するのに必要な時間、勉強を頑張りましょう。ただ、そもそも目標がない子も多いです。この場合、勉強時間の目安を決めずらいと思います。
もし、勉強時間の目安を決められないなら、まずは勉強する習慣をつけるところから始めましょう。この時、一つポイントがあります。
今回の相談者は「宿題+0時間」をいきなり「宿題+2時間」にしようとしています。これだとハードルが高すぎるので、すぐにできなくて当然です。
いきなり「+2時間」ではなく、「宿題+15分」のように少し頑張れば達成できそうな目標を立てましょう。そのほうが確実に勉強習慣をつけることができます。
ステップ3 目標達成したらお祝いをする
決めた目標を達成できたら、お祝いをしましょう。今、ゲームを我慢しているのなら、15分勉強できたら15分ゲームする。甘いものが好きなら、1日勉強を頑張ったら好きなデザートを食べる。自分に向かって「よくやった」と声をかける。お祝いは、なんでもいいです。
小さなことでいいので、頑張った自分にお祝いをすると、脳みそが喜びを覚えます。その結果、「勉強=楽しいもの」と錯覚するため、自然と頑張れるようになるのです。
これを続けていくと、自然と勉強できるようになります。一度試してみてください。
本日のまとめ
今回の相談者は「宿題+2時間の勉強をしたいと決めていながらも、なかなか実践できない」というものでした。
この相談ですが、逆に考えると「宿題はきちんとできている」ということです。これは、非常にすごいことです。
まずはこの自分を褒めてあげてください。次に、どういう理由で勉強するのかを考えましょう。
最後に、目標が達成できたらお祝いをしましょう。このステップを踏むことで、勉強を継続できるようになります。
次回ですが、「出しゃばらないサポートで第一志望合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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