「定期テストを欠席した場合、点数はどうなるのか?」
「見込み点はどうなるの?内申点に影響するの?」
という悩みを持っていないでしょうか?市町村にもよりますが、実は定期テストを欠席しても「見込み点」をもらうことができます。
そこで、元中学校教師で現在は年間3000組の親子の勉強をサポートしている道山ケイが、欠席した場合の見込み点の計算方法や風邪を引かないためにすべきことについて解説します。
この記事を読んでいただければ、テストの欠席に対して不安な気持ちを持つこともなくなると思います。
なお、そもそも定期テストの勉強法がわからないという場合は、以下のページを参考にしてみてください。
>>中学生の定期テスト対策法完全解説ページ
目次
定期テストを欠席したらどうなる?学校が行う対応とは!?
定期テストを欠席したら、0点になるのではないか。そんな不安を持っている子も多いです。安心してください。欠席したとしても、0点になることはありません。
1回でも定期テストを受けていれば、見込み点がもらえるからです。見込み点とは、過去のテスト結果から導き出した点数です。
今まで何度も高得点を取ってきた子が、風邪を引いてテストを休んだからといって、内申点が1になることもないので大丈夫です。
ただし、自分で勉強して取った点数と比べると、点数が下がる可能性が高いです。そこで、見込み点はどのように計算されるのか解説します。
元中学校教師が解説!見込み点の計算方法
見込み点は、予想点とは違います。今まで10回連続で100点をとっていた子の場合、予想点なら「次のテストも100点取れるだろう」と考え100点もらえます。
しかし、見込み点の場合100点はもらえないということです。必ず点数の減少が起こるからです。では、どれくらいの減少になるのかというと、おおよそ過去のテストの平均点に0.5~0.7かけた数字になります。
つまり、10回連続で100点が続いていた子なら0.5×100=50点から0.7×100=70点の間くらいになるということです。
1回目80点、2回目100点、3回目欠席だとしたら、80点と100点の中間の90点としてそこに0.5~0.7かけた点数になります。
市町村や学校単位で変わってくるので、かならず5~7割の点数がつくとは限りません。この辺りは、市町村ごとにブラックボックスになっています。
もしかして0点?連続して欠席したらどうなるの?
一度欠席して、見込み点が6割もらえたとします。では、次のテストも欠席した場合、どうなるでしょうか。これも市町村によって異なりますが、2回連続で休んだら意図的に休んだと思われて0点になることがあります。
もしくは、もう一度過去のテストの平均をとって、4割くらいの点数をもらえる学校もあります。
この辺りは、教育委員会ごとにルールが違っています。どちらにせよ、連続してテストを休むと点数が大きく下がることは間違いないです。できる限りやすまないようにしましょう。
なお、定期テストの点数が下がると内申点が下がります。すると、高校受験の合格率も下がってしまいます。
1回休んでしまったら、次は休まないように体調管理を整えていくことが大事です。
小中学生必見!風邪をひかないためにすべきこと
学校を休まないようにするために大事なことは、風邪を引かないようにすることです。では、どういったことを意識すれば、風邪をひきづらくなるのでしょうか。
私がたどり着いたのは、次の2つです。この2つのポイントさえ意識すれば、風邪は引きづらくなります。
小まめな手洗い
私自身、これまで風邪を引かないようにいろいろと試行錯誤してきました。ただ、講演会などが重なると、どうしても風邪を引いていました。
そんな私ですが、新型コロナが流行ったタイミングでこれまであまり意識しなかった手洗いを徹底しました。すると、風邪を全く引かなくなりました。
その時、これまでの自分に足りなかったのは、手洗いだと気付きました。当たり前のことができていなかったのです。
もしあなたが、現在あまり手洗いをしていない場合は、食事をする前と家に帰った時だけは、石鹸で手洗いしましょう。これだけで風邪を引きづらくなります。
睡眠時間を増やす
私は教師を始めた当初、4時間半睡眠で学校に行っていました。教師を始めた当初は仕事が遅かったため、睡眠時間を削らないといけなかったからです。
学校が終わったあとで翌日の授業を作っていたら、12時を超えてしまった事もよくありました。次の日は、部活の朝練があったため起床時間は5時です。すると必然的に、4時間半睡眠になってしまいました。
この生活を3ヶ月続けたらある日、私は突然高熱を出し倒れてしまいました。さすがに反省して睡眠時間を増やすよう努力しました。そこからしばらくは、6時間睡眠にしてみたのです。
しかし、私は半年後にインフルエンザにかかって倒れてしまいました。それ以降、私は最低でも7時間寝るようにしました。その結果、かなり風邪を引きづらくなりました。
もしあなたの睡眠時間が7時間以下なら、風邪を引きやすい状態です。最低でも7時間は寝て、万全な状態で学校生活を送るようにしましょう。
5万人が実践した内申点UPテクニック
本日は、見込み点の出し方について解説しました。どういった流れで点数が決められているかご理解いただけましたか?
ある程度点数をもらえるわけですが、できるだけ見込み点にならないように体調を整えるようにしましょう。あと、そもそも見込み点を気にする前に、内申点を上げることも大切です。
では、内申点を上げるには、どうしたらいいのでしょうか?一番大事なポイントは、「定期テストの点数を上げること」です。そこで現在私は、定期テスト対策法を無料で解説する講座を配信しています。
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本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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