丸つけができない子のサポート法

丸付け

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

子どもは発達障害グレーゾーンです。小学生の頃から繰り返しやる計算ドリルが嫌いで、正解するよりもとにかくこなせばいいという感じでした。

丸つけは合ってなくても全て丸にしてしまうのです。やり方を教えても、結局できません。どうしたらいいでしょうか?

「丸つけができない」という子って、意外と多いです。そこで今回は、丸つけができない子のサポート法をお伝えします。

今回は発達障害グレーゾーンの方からの相談ですが、お子さんが発達障害ではなくても親が行うサポート法は同じです。

お子さんの勉強のやる気と成績アップにも直結するので、参考にしていただければ幸いです。

発達障害(グレーゾーン)とは何か?

集中力がない

そもそも、発達障害とはどのような症状でしょうか。簡単に言うと、発達がデコボコな状態です。

部分的に発達が遅かったり、苦手な分野があったりします。たとえば、走ることはできるけど跳び箱はできない、机に向かって勉強ができても集中力が続かないなどです。

それ以外にも、コミュニケーションが苦手という特徴もあります(全員ではありません)。

今回の相談者さんのお子さんは発達障害グレーゾーンなので、おそらく部分的に少し苦手なところがある状態だと思います。

できるまでサポートすればOK

漢字ドリル

ではこの場合、どのようにサポートすればいいのでしょうか。答えは簡単です。

一人でできるようになるまで、親がサポートしましょう。丸つけができないということは、丸つけが苦手ということです。

それなら、親が代わりにやってあげましょう。もちろん、いずれは一人でできるようにしないといけません。

そこで、簡単なところだけは子どもにやらせてみることも大切です。計算ドリルが嫌なら、漢字ドリルの丸つけに変えてみるのもアリです。

いずれできるようになるので大丈夫

サポート

前述した通り、発達障害は部分的に発達が遅いということです。つまり、いずれできるようになります。

たとえば子どもは小さい頃、ひとりで服が着られなかったと思います。ただ、いずれ着られるようになりますよね。それと同じです。

周りの子と比べてはいけません。焦らずに、根気強く待ってあげることが大切です。

その子のペースでできるようになるのをサポートし、見守ってあげましょう。

本日のまとめ

親子勉強

発達障害は、部分的に発達が遅い部分があったり、苦手な分野があったりします。「できない」ことは「苦手」と捉えて、できるまでサポートしましょう。

いずれはできるようになるので、焦らなくてOKです。根気強く待ってあげましょう。

明日ですが、「実験でわかった!幸せな子どもに育てる方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!丸つけができない子のサポート法

記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります

最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。

クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。

あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。

nblog1

関連記事

  1. 頭痛

    起立性調節障害のサポート法

  2. 不登校

    中高一貫校や私立中学での不登校対応

  3. 勉強できない

    勉強できない子が苦手な3つのこと

  4. 暴れる子供

    発達障害で暴れる子への対応

  5. 勉強

    7日で完成!中学校の復習ステップ

  6. ランニング

    不登校の子どもの体力作り戦略

  7. 虫眼鏡

    【元理科教諭が解説】自由研究のおすすめテーマ5選とレポートのまとめ方

  8. 検定

    道山の英検・漢検・数検に対する考え方

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

>>続きはこちら

活動風景

成績UP無料メール講座

思春期の子育てメール講座

アーカイブ

PAGE TOP