「子どもの受験を成功させたい」これは親として、だれでも持っている気持ちだと思います。そこで今回は、高校受験で不合格になる親の習慣TOP3をお伝えします。
なぜ、こんな話をするのか。それは、この逆をすれば合格率が上がるからです。私はこれまでに、3000組以上の受験生の親子をサポートしています。
受験の書籍も出しており、高校受験の専門家といっても過言ではありません。その経験から、受験で失敗してしまう親には共通点があることがわかったのです。
今回は、その中で特に多い3つ紹介します。お子さんの受験を合格させるために、この3つは必ずやらないようにしましょう。
第3位 何も協力しない
子どもの受験を合格させるとき、子どもが心の底から行きたいと思う志望校を決めることが重要です。ただ、進路選択を子どもだけで行うのは無理です。
学校に丸投げも難しいでしょう。そこで、親の協力が必須となります。しかし、受験が不合格になる子の親は、非協力的な方が多いです。
「もう3年生なんだから、進路くらい自分で考えなさい」「わからないなら、塾や学校の先生に聞きなさい」と言います。
これでは、受験はうまくいきません。日頃から愛情バロメータを上げ、いつでも協力できる親子関係を作っておきましょう。
第2位 不安になりすぎる
受験には、不安がつきものです。親も、子どもが受かるか心配になるでしょう。しかし、不安になりすぎてはいけません。
子どもから「受験大丈夫かな?」と相談されたら、「絶対に受かるから大丈夫だよ」と言ってあげることが大切なのです。
すると子どもの気持ちが落ち着くため、合格率が上がるからです。ただ、受験がうまくいかない子の親は、子どもよりも親の方が不安になります。
そして「このままだと落ちるんじゃない?」「今のままで受かるの?」と、子どもが不安になるようなことを言ってしまうのです。
これでは、合格率は下がります。親はどっしり構えて、子どもを信じてあげましょう。
第1位 親が主役となって受験を進める
受験がうまくいかない子の親は、自分が主役となってサポートします。志望校、勉強方法、勉強スケジュールなど、すべて親が決めようとするのです。
子どもから「一人でわからないから、一緒にスケジュール作って」と頼まれたなら問題ありません。しかし、頼まれてもいないのに手伝うのは、おせっかいです。
こういったサポートをすると、子どもは「私の人生は親が決めるんだ」と感じます。すると、人生に希望を見いだせなくなるのです。
受験において、親は脇役ポジションでサポートしましょう。そのほうが、受験はうまくいきます。
本日のまとめ
親が非協力的だったり、受験に対して不安になりすぎていると、子どもは受験に失敗します。進路選択をサポートし、親はどっしり構えておくことが大切です。
また、子どもの人生なので親がすべてを決めてしまうのはいけません。子どもに任せるところは任せて、信じてあげましょう。
明日ですが、「丸つけができない子のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!高校受験で不合格になる親の習慣
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