子どもの成績を上げたいという時、重要なのは効率のいい勉強方法を知っていることです。
効率の悪い方法でがむしゃらに勉強しても、時間の割に成果が上がらないことはよくあります。
そこで今回は、学年トップを目指せるような5教科の勉強法を紹介しましょう。この方法を使えば、もしトップになれなかったとしても確実に成績は上がるはずです。
学年1位を取るために大事な3つのこと
成績を学年1位まで上げようと思う場合、特に重要なことが3つあります。
1つ目は「絶対に1位を取らないといけない理由を見つける」ことです。子どもは、目的もなく勉強を頑張ることはできません。医者を目指す、ハイレベルな志望校を目指すなどの目標が必要です。
2つ目は「何を削るか考える」ことです。友達と遊んだり、ゲームをしたりといった時間のうち、何を削って勉強に当てるかを考えさせましょう。
3つ目は「テストごとに改善を繰り返す」ことです。定期テストは、苦手な部分を見直すのに最適なタイミングです。
失敗した部分をピックアップして、改善させましょう。なお改善をするときは、この後紹介する流れで勉強しているかをチェックしてみてください。
国語、英語の勉強法
国語と英語は、多くの学校で受験の際に重要視される科目です。どちらも語学のため、効率のいい勉強法はおおむね同じです。
まず、語句を暗記しましょう。英語なら英単語や英熟語、国語なら漢字や慣用句を覚えます。語句がわかれば、文章の読解が簡単になります。
次に、教科書をマスターしましょう。文章を音読するのは、語学では特に効果的な方法です。頻出単語の確認にもなるでしょう。
これらを繰り返したら、後はワークや小テスト、応用問題などを繰り返し解きます。長文をスムーズに読めるようになるには、繰り返すのが何より効果的です。
数学、理科、社会の勉強法
数学、理科、社会の3教科は、国語、英語のような読解がない分、どれだけきちんと内容を理解しているかが問われます。
まずは、教科書を繰り返し読み、語句や解き方をマスターしましょう。歴史の流れや実験の手順なども、教科書をベースに覚えていきます。
次に、ワークをマスターしましょう。繰り返しワークを解くことで、語句や問題の解き方をマスターすることができます。
最後に、応用問題をマスターしましょう。学校で使っていないレベルの高い問題集を用意し、それをマスターすることが大切です。
本日のまとめ
学年トップになるためには、5教科それぞれを効率良く勉強することが重要です。
いずれの教科も、ワークや応用問題の反復がポイントになります。練習を繰り返して、問題を見たらすぐに解き方がわかる状態になれれば完璧です。
明後日ですが、「部活を辞めれば成績は上がるのか?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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