先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
過干渉が直せなくて苦しんでいる毒親です。 小さい頃から、何もかも口を出して育ててきてしまいました。
いつも、子供に満足できませんし、子供に決めさせるのがこわいですし、いつも子育てに疲れています。 私は何をどうやったら、楽しく子供と過ごせるのでしょうか?
過干渉であることには気づいていても、自分を直せず困っている方は多いです。そこで今回は、過干渉になってしまう3つの理由をお伝えします。
原因がわかれば、改善することができます。その結果、親子関係も今よりもっと良くなるでしょう。子育ても、楽しくなるはずです。
考えられる3つの原因
今回の相談者さんのように、過干渉になってしまうのには3つの原因があります。
1つ目は、子どもに求める基準が高すぎることです。基準を上げると、ついいろいろ言いたくなってしまいます。
2つ目は、親自身の疲れが溜まっていることです。人は疲れていると、イライラしやすくなります。すると、些細なことでも言いたくなってしまうのです。
3つ目は、子どもを信じられないことです。信じられないからこそ、心配になります。すると、言いすぎてしまうのです。
まずは疲れを取ろう
今、過干渉になっていたら、まず疲れを取りましょう。心の疲れは、誰かに話を聞いてもらうことで回復します。
家族やカウンセラー、友達に話を聞いてもらいましょう。体の疲れは、無理しすぎないことがポイントです。
仕事や家事は、無理だと思ったら断る勇気を持ちましょう。定期的にマッサージに行くなど、体をメンテナンスすることも大切です。
子育てがうまくいく考え方
求める基準が高すぎる場合は、下げるようにしましょう。たとえば、子どもの成績がオール2だとしたら、オール1の子よりは頑張っていますよね。
ここでオール3の子と比べてしまうと、過干渉になりやすいので注意しましょう。子どもを信じられないときは、自分よりも優れていると考えるといいです。
そもそも、昔より今の子のほうが、平均身長やIQが高くなっていますよね。つまり、年々、子どもたちの能力はアップしているのです。
それを考えれば、自分よりも子どもの方が優れている可能性は高いのです。「自分よりも、子どもの方が優れている」と思えると、過干渉になりにくくなります。
本日のまとめ
過干渉になっていると気づいたら、まずは自分の疲れをとりましょう。誰かに話を聞いてもらったり、家事や仕事は無理をしたりしないことがポイントです。
また、比べる基準を下げたり、自分より子どものほうが優れていると信じたりすることも大切です。過干渉がなくなると、親子関係は今よりさらに良好になります。
明日ですが、「学年1位と最下位5つの違いとは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!親が過干渉になってしまう3つの理由
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