先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
本人の希望の高校に入学できました。しかしカリキュラムがつらく、ある日の親子ゲンカをきっかけに全く勉強しなくなり、1日中ゲームをし、不登校ぎみになってしまいました。
日頃から過保護を心がけ、できるだけ要求を聞いているのですが、ゲームで負けると癇癪を起こし、物を壊します。
どう対処したらいいでしょうか?ものを壊さないでといくら伝えても改善してくれません。
お子さんが、癇癪を起こすことってありますか?実は、物を壊す子に「壊さないで」、暴れる子に「暴れないで」と言っても落ち着きません。
そこで本日は、癇癪の原因と解決法、そして効果のある伝え方を解説していきます。親がうまくサポートすることで、落ち着くはずです。
考えられる2つの原因
癇癪を起こし物を壊してしまう原因は、2つ考えられます。1つ目は、ストレスがたまっているからです。
ストレスがたまっている状態で嫌なことが起こると、気持ちをコントロールできなくなり、癇癪を起こしやすくなります。
2つ目は、イライラの解消法がわからないからです。ストレスがたまったとしても、自分なりの解消法があれば問題ないでしょう。
しかし、思春期の子はまだ自分で解消するのは難しいです。親が教えないと、どうしても大声を出したり物を壊したりしてしまいます。
ストレスが発散できる趣味を見つけよう
そこで、まずは日ごろからストレスが発散できるようにしましょう。これにより、癇癪が起こりにくくなるからです。
今の学校は、コロナで部活や行事が休みになることもあります。これまで以上に、ストレスが解消しにくい状況でしょう。
つまり、今まで以上に親が意図的にストレス発散できる環境を作ることが必要です。たとえば、お子さんって、どんなゲームをしていますか?
もし銃の打ち合いのゲームが好きなら、サバイバルゲームなどに興味があるかもしれません。
サッカーのゲームをやっていれば、友達とサッカーをしたりサッカー観戦に行ったりするのもいいでしょう。こういった子どもの好きな事の延長で、ストレス発散活動を作りましょう。
落ち着いているときに解消法を伝える
子どもがイライラモードに入っているときには、何を言っても無駄です。まずは、落ち着くまで待ちましょう。
落ち着いたら「イライラする気持ちはわかる。でも物に当たるのはダメだよね」と、冷静に伝えてください。落ち着いたときに言えば、子どもは理解できるからです。
また「どうしても我慢できなかったら、クッションを叩こう」「物を投げたいなら、紙を丸めて投げよう」という感じで、被害が出ない代案を伝えましょう。
もしこういった話を聞かないのであれば、愛情バロメータが低いです。子どもの要求を聞いて愛情を伝えることを並行し行いましょう。
本日のまとめ
子どもが癇癪を起こす原因は、ストレスがたまっている、イライラの解消法がわからない、この2つが挙げられます。
日頃から、ストレスを発散できる趣味をつくるといいでしょう。イライラしたときは、被害が出ない解消法を伝えることが大切です。
明日ですが、「高校受験の真実TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!癇癪(かんしゃく)を起こす高校生への対応法
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