先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
毎日、テレビゲーム、携帯ゲームの繰り返しで、勉強はほぼしない。受験生なのに、3年になってからは成績に1が付くことも。
何度も話し合ってもこちらの話はわかってもらえず。ほっておいたら15時間ぐらいずっとゲーム。どう説得?話をしたらわかってもらえますでしょうか?
受験生なのに15時間ぐらいゲームをしていたり、成績がオール1だったりすると、親としては受験や将来について不安になると思います。
そこで本日は、こうなってしまった根本的な原因と、オール1を脱出するための手順をお伝えしていきます。
この方法を理解していただければ、「評定1」をなくすのは楽勝です。志望校も見つけることができ、勉強を頑張らせることができるでしょう。
考えられる2つの原因
このような状況になってしまった原因は、2つ考えられます。1つ目は、親子関係が悪いからです。
最近子どもから、学校で起きた他愛もない話って、してきましたか?これがない場合、親子関係は良くない可能性が高いでしょう。
すると子どもは愛情不足となり、エネルギーが出てきません。そのため、将来に希望を持つことができず、勉強にも力が入らないのです。
2つ目は、明確な志望校(アクティブ進路)が決まっていないからです。心の底から行きたい高校が見つかっていないと、勉強のやる気は出ません。
そのため、目の前のゲームに逃げてしまっている状態といえるでしょう。
親子関係改善法
親子関係を改善するためのいちばん簡単な方法は、子どもが何を求めているかを考え、実行することです。
相談者さんのお子さんは、勉強の説得やゲームを注意してほしいわけではないでしょう。それなのにこういった話ばかりすると、親子関係は悪化する一方です。
お子さんが一緒にゲームをしたり、話を聞いたりすることを求めているのであれば、それを優先させましょう。
子どもの要求に応えることで、愛情をしっかりと伝えることができます。その結果、徐々に親子関係は改善していくはずです。
そして愛情バロメータが上がったタイミングで、勉強やゲームのルールを決めるようにしましょう。
志望校を探す3ステップ
愛情バロメータが上がると、子どもは自分の人生に希望を見出すので、勉強を頑張れるようになります。高校に行きたいという気持ちも、出てくるでしょう。
ここまで来たら、志望校を見つけるとさらにやる気が出ます。そのためには、まずは行きたい高校の条件を書き出しましょう。
家から近い、制服がかわいい、自由な校風、なんでもいいです。次に条件に当てはまる高校を探し、実際に見に行って確かめましょう。
実際に見ることでイメージがわき、心の底から行きたい学校が見つかります。志望校さえ見つかれば、自ら勉強に取り組むようになるはずです。
本日のまとめ
中学3年生で内申に1がついたり、ゲーム依存になってしまうのは、次のどちらかが原因です。親子関係が悪いこと、志望校が決まっていないこと。
親子関係を改善するためには、子どもが求めていることを実行しましょう。志望校を見つけるためには、行きたい条件に合う高校を実際に見学に行くことが大切です。
明日ですが、「子どもを伸ばす親と潰す親の違いTOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!成績オール1の脱出法
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