先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中2男子との関係が悪かったのですが、先生がおっしゃる通り勉強の話をあまりせず、子どもの話を聞くようにしたところ、愛情バロメータが溜まってきました。
そこで受験の話と定期テストの話を出したら、「うざい」と言われ、関係が戻ってしまいました。勉強の話が早すぎたのでしょうか?
子どものことを考えると、つい勉強の話をしてしまいますよね。しかし、子どもにとってはあまり触れたくない話題でもあります。
そこで本日は、勉強について話すことができるタイミングや愛情バロメータの目安をお伝えしていきます。
ここを意識できれば、良好な親子関係をキープしつつ、上手にやる気を引き出せるようになるでしょう。志望校の合格にもつながるはずです。
子どもと勉強の話ができる目安
子どもと勉強の話ができる一つの目安は、「他愛もない話ができるかどうか」です。
学校から帰ってきた後、「今日学校でこんなことがあった」「今度〇〇に行きたい」など、
子どもの方から話してくれるのであれば、親子関係は良好といえるでしょう。勉強の話をしても、素直に聞いてくれるはずです。
しかし、家ではスマホを触ってばかりで話しかけてこない、会話はあるけど子どもからはしてこない、
こういった関係であれば、まだ勉強の話ができる段階には達していないと考えられます。
まずは「動機付けジャブ」を打って様子見
ただし性別や年齢、性格によって目安は異なります。親子関係が良好でも、家では学校のことを話さないという子もいます。
特に思春期の男子は口数が少なくなる傾向があり、愛情バロメータがわかりづらいこともあるでしょう。
そんなときは「そういえば、次のテストっていつだっけ?」「最近は勉強どう?」と、勉強に関する質問をして、反応を確かめましょう。
私はこれを「動機付けジャブ」と呼んでいます。このとき嫌な顔をすることなく答えてくれたり、最近勉強がわからない、などと言ってくれるのであればOKです。
やる気を引き出す動機づけをしたり、勉強のサポートをしたりすることができるようになるでしょう。
表情が曇るなら、話は終了
一方、ここでも嫌な顔をされるのであれば、まだ勉強の話をできるレベルに達していないと考えられます。
より親子関係が悪くなって振り出しに戻ってしまう前に、勉強の話は終わりにしましょう。
きちんと提出物を出し、学校に行くことができていればやるべきことはできています。オール2以上あれば高校にも行けます。
無理やり勉強させるよりも、子どもとの信頼関係をつくることを優先しましょう。その方が、やる気UPや子どもの明るい未来につながるはずです。
本日のまとめ
子どもに勉強させることができる愛情バロメータの目安は、「他愛もない話ができるかどうか」です。
ただ、これは一つの目安です。子どもが勉強の話をすると嫌な顔したりする場合は、勉強の話ができるレベルではないと判断しましょう。
引き続き、愛情バロメータを上げることが大切です。
明後日ですが、「子どもが家で暴れる原因と解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!勉強させることができる愛情バロメータの目安
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