「Chatgpt」ってご存知ですか?Chatgptとは、膨大な学習データを用いて、自然で精度の高い回答をしてくれるチャットサービスです。
ではこの便利なサービスを、子どもの宿題に使ってもいいのでしょうか?実は、使い方や状況によって異なります。
そこで今回は、子どもにとっての効果的な活用法も合わせて解説しましょう。
上手く活用することで、効率よく学習を進め、深い知識を得ることができます。将来の生活にも役立つはずです。
Chatgptが活用できる宿題とは?
Chatgptは、幅広い分野の宿題で活躍することができます。ここでは、3つの使い方を紹介しましょう。
1つ目は「読書感想文」です。自分が書いた文章を入力して、誤字脱字や文法の誤りを直してもらうことができます。
さらに、もっと良い文章にするためにはどこを修正すればいいかも教えてくれるため、文章の質を向上させることができるでしょう。
2つ目は「スライドなどの発表原稿の作成」です。パワーポイントやグーグルスライドなどを作って発表する授業があると思います。
どういった流れで説明をするとわかりやすいかを聞いたり、台本の土台を作ってもらったりすることができるでしょう。
3つ目は「アイデア出し」です。美術等の授業でどんな作品を作るか、社会等の授業で課題の解決策などを提案してもらうことができます。
結論!目的によって変わる
では、Chatgptを宿題に使ってもいいのでしょうか。答えは、「宿題の目的」によって変わります。
Chatgptの使い方を学ぶことが目的であれば、もちろん「あり」です。将来必要なスキルなので、積極的に使いこなしましょう。
一方、子どもの思考力、まとめる力を伸ばすのが目的であれば、頼り過ぎると能力が伸びなくなります。状況によっては、宿題の点数が減点されることもあるでしょう。
つまり、先生が宿題を出した理由によって異なるため、もし使いたいなら、事前に先生に質問するのがベストでしょう。
ただし、先生側からすると、Chatgptを使ったかどうかを見極めるのはかなり難しいです。自分自身のためになるかどうかを考えて、使うことが重要です。
Chatgptは将来必須のスキル
Chatgptのような生成AIは、今後社会で必ず必要となります。そのため、宿題に限らず、今から慣れておくといいでしょう。
そのためにおすすめな習慣として、
- わからないことがあったら、Googleで検索するのではなく、gptやGeminiなどに聞くようにする
- 悩みがあったら相談してみる
- 勉強していてわからない問題の解き方を相談してみる
英語の翻訳がわからない場合も、「なぜこうした訳になるのか?」を聞くことで理解でき、深い知識につながるはずです。
ぜひ親子で、Chatgptを普段から使ってみてくださいね。
本日のまとめ
Chatgptは、幅広い分野の宿題で活躍します。特に文章の質を向上させたり、スライドの発表原稿の作成やアイデア出しだったりなどで役に立つでしょう。
将来必ず使うスキルとなるため、使うところを見極めながら活用することが大切です。ただし、間違った目的で使うと能力が伸びなくなるので注意しましょう。
明後日ですが、「人のせいにする子どもの心理」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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