私は年間3000組くらいの親子をサポートしています。そのため、「子育てに自信がない」「子育てが大変で毎日がつらい」という相談をいただくことがあります。
そこで今回は、子育てに自信がないと感じていらっしゃる方へ向けて、大事なことをお伝えします。参考にしていただければ幸いです。
人間は失敗する生き物
子どもを傷つけてしまったとか、子どもにひどい接し方をしてしまったと自分を責めているお父さんお母さんは、多いです。
もし、あなたが同じようなことで悩んでいた場合、「人間は、失敗する生き物」だと考えることが大切です。
私は元々教員をしていました。今でも申し訳ないと思っていますが、当時は自分の一言が原因で生徒が不登校になってしまったり、大きなトラブルに発展してしまったこともあります。
本当に、失敗ばかりしていました。また、私がこれまでサポートしてきた方の中には、今ものすごく親子関係が良好な方がたくさんいます。そういった方にも、最初は失敗続きだった方がたくさんいます。
つまり、1回や2回の失敗で、自分を責めたり落ち込んだりする必要はないということです。
行動を始めた瞬間に変わる
子育てがうまくいかない方は、そもそも何も行動しないことが多いです。一方、あなたはこうして、毎日私の記事を読んでくださっています。
つまり、すでに子どもの未来を明るくするために、行動を始めているということです。最初の一歩を踏み出せているのです。
子どもが何か問題行動を起こしている場合、いずれ必ず解決できます。問題行動がないという場合は、これから子どもの未来はさらに明るくなるはずです。
自信を失う必要はまったくありません。
今すぐやってほしい2つのこと
「道山先生、そんなこと言われても、自信を持つことができません」と思われた場合、2つのことを試してみてください。
1つ目は気分転換です。落ち込んでいるときこそ、楽しい気分になることをしましょう。
暗いオーラをまとっていると、良い行いをしても裏目にでてしまうからです。友達とランチをしたり、買い物にいったり、心がポジティブになることをしてみましょう。
2つ目は、上手くいかない原因と改善策をメモすることです。子どもに失言をしてしまった場合、それをメモしておいて、「こんなことはもう言わないようにする」と改善策も書いておきます。
人間は、紙に書くことで、初めて意識します。その結果、自分の行動が変わり、子どもの行動も変わってくるのです。まずは、この2つを試していただければと思います。
本日のまとめ
この記事を読んでくださっている時点で、あなたは子どもの未来を明るくするために行動している素晴らしい親です。自信を失う必要はまったくありません。
落ち込んでいるときこそ、気分転換をしましょう。また、原因と改善策をメモして、また同じ失敗をしないように意識してみましょう。
明日ですが、「コロナで体験入学が中止になったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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