子どもの探究心の育て方

遊ぶ子供

「探究力」という言葉、聞いたことはありますか?探究力とは、物事を追及する力のことです。

実はこの力、これからの時代、学力以上に大切となってきます。そこで本日は、探究力がなぜ必要なのか、どうしたら伸ばせるのかを解説していきます。

お子さんが学年1位になったのに、やりたいことが見つからず毎日楽しくない。将来こうならないために、参考にしていただければ幸いです。

なお、本日の話はこちらの書籍に書かれていたデータを参照しました。

>>成功する子は「やりたいこと」を見つけている

探究力を伸ばす上で参考になるので、よかったらチェックしてみてください。

大学入試が変わる

推薦

ここ数年、大学の推薦入試やAO入試の割合が増えています。2018年度は45%がこの2つの試験で決まっていて、早稲田大学などは今後6割くらいに引き上げるそうです。

そして、推薦入試やAO入試で合格するために必要なのが「探究力」といえるでしょう。推薦入試やAO入試は、面接や小論文がメインだからです。

「私はこれまでに〇〇を勉強してきて、大学でこんなことをしたい!」という強い気持ちを伝えることが、合格のポイントとなるでしょう。

つまり、テストで高得点を取るだけでは合格できません。好きなことを探究できる子が、合格できる時代になっているのです。

とにかく遊ばせよう

昆虫採集

この「探究力」を伸ばすには、どうすればいいのでしょうか?答えは「とにかく遊ばせること」です。

小さい頃に勉強よりも遊び中心の生活だった子どもは、自分の好きなことを見つけて意欲的に活動することができるからです。

たとえば昆虫食を開発した篠原祐太さんも、小さい頃は自宅近くの野山を駆け回って、ずっと昆虫を探していたそうです。

過去に私がサポートした方も、同様です。その方のお子さんは不登校になり、家で大好きな小説を書いていました。そのときお母さんは無理に学校へ行かせるのではなく、応援されました。

すると、人気の小説サイトランキングでトップを取ることができたのです。勉強はもちろん大事です。ただ、遊びはそれ以上に大事であることを知っておきましょう。

へこたれない力も必要

部活

もちろん、ただ遊ばせるだけではダメです。何かの分野で活躍する場合、必ず敵が現れるからです。

「あいつ昆虫ばかり触ってて気持ち悪い」「あの子学校さぼってる」などの悪口の対象になることが起こりえます。

それを乗り越えるには、へこたれない力が必要といえるでしょう。では、どうしたらその力が付くのでしょうか?

国立青少年教育振興機構の調査によると、家族行事、友達との遊び、部活や委員会活動をしていた子の方が、この力があるそうです。

夏休みは家族で出かけよう

お城

そこで、夏休みには家族で出かけるのがいいです。

探究心を育てるために「子どもの興味」と「本物」をつなぐことも意識していくといいでしょう。たとえば、
  • 社会の歴史に興味を持っているなら本物のお城を見に行く
  • バドミントンに興味があるならプロの試合を見に行く
  • パソコンに興味があるならパソコンを買ってきて解体する
なども面白いでしょう。こういった経験が、探究力や敵に打ち勝つ強い心を育てていくはずです。

本日のまとめ

家族旅行

探究力とは、物事を追及する力のことです。これからの時代、好きなことを探究できる子が、大学入試に合格できるようになるでしょう。

この「探究力」を伸ばすには、とにかく遊ばせることが必要です。特に、子どもが興味あることと本物をつなぐことで、よりこの力は増していきます。

夏休みにはこれを意識しながら家族で出かけて、探究力を育てていきましょう。

明日ですが、「わからない問題が多すぎる子のサポート法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもの探求心の育て方

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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