「子どもの成績を上げたい」「スマホ依存を解決したい」と悩んでいないでしょうか?今回は、スマホを捨てるだけで成績が上がった実験結果をご紹介します!
今流行の「スマホ脳」という書籍に書かれていた実験結果を踏まえ、私なりに子どもの成績を上げるコツについて解説しました。
お子さんがどのようにスマホに向き合っていけばいいかわかると思うので、参考にしていただければ幸いです。
スマホを捨てるだけで成績UP
大学生500人を対象に、スマホをサイレントモードにした場合と、教室の外に置いた場合で成績が変わるかを調べた実験があります。
その結果、教室の外に置いているほうが成績が良いということがわかりました。つまり、スマホがポケットに入っているだけで、その存在を意識してしまい集中力が下がるのです。
また、ノルウェーの研究者が、小学校高学年にタブレットと紙、それぞれで小説を読ませた実験もあります。結果的に、紙の書籍で読んだグループの方が内容を覚えていました。つまり、
- スマホをポケットに入れて勉強しない
- スマホやタブレットではなく紙中心の学習に切り替える
スマホを置かないだけで親子関係改善
スマホの存在は、信頼関係にも影響を与えることがわかっています。初対面の30人に、会話をしてもらった実験を紹介しましょう。
半数のグループは、テーブルにスマホを置いたまま会話をしました。残りのグループは、見えないところにスマホを置いて会話をしてもらいました。
その結果、スマホを見えないところに置いたグループのほうが、相手との会話を楽しめて、相手を信頼できたと回答したのです。
つまり、子どもとの食事中や会話をしている場面では、スマホをテーブルに置かないだけで親子関係が良くなるということです。
充電場所を変えるだけで授業の理解度UP
最後に、スマホによる睡眠時間と授業の理解度への関係を表した実験をご紹介します。小学校高学年2000人に、ベッドの脇にスマホを置いて寝てもらいました。
その結果、そばに置かずに寝た児童に比べて睡眠時間が21分短かかったことがわかりました。スマホがあるだけで、気になってぐっすり眠れなくなるということです。
また、寝る前に電子書籍を読んだ子は、紙の書籍を読んだ子に比べて寝る時間が10分遅くなっています。これは、脳が覚醒しているためです。
つまり、寝る前にスマホやタブレットを触るだけで、睡眠の質が下がり、翌日の集中力や授業の理解度も下がる可能性が高いということです。
本日のまとめ
今回紹介した実験は、スマホ脳という書籍に載っていたものの一部です。
>>スマホ脳
スマホと成績や人間関係の影響について、いろいろわかったかと思います。ただ今の時代、スマホから子どもを切り離すのは不可能です。つまり、取り上げたり捨てたりするのではなく、上手に付き合わせるしかありません。
そのためには、良好な親子関係を作り、きちんとルールを作れるようにしておくことが大切です。これがしっかりできている家庭は、スマホを持っていてもテストでいい点数をとれています。
まずは良好な親子関係を作るところから、始めていきましょう。それができたら、子どもとしっかり話し合いをし、子どもが納得するルールを作ることが大切です。
明日ですが、「模試が110点上がり志望校に合格した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!実験結果!スマホを捨てるだけで成績UP
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