世の中が大きく変わっていく時期というのは、次世代を担う子どもたちへの教育もどんどん変化していきます。
そこで今回は、親としてどんな力をつけさせれば、これからの時代に活躍できる子どもに育つのかをあのカリスマ講師出口汪先生にお聞きしました。
YouTubeの対談企画となりますので、こちらからご参照いただければと思います。
>>YouTube対談
なお、時間がないという方のために、ポイントだけまとめておきます。
社会の変化を見ることが大切
昔は、進学実績が高い塾に入れれば良い大学に入れて、大手企業に就職できた。しかし、時代は変化しているため、これからは親が賢くなることが大切。
今の子たちは、今はまだ存在しない仕事に就く可能性が高い。お父さんお母さんは、まず自分が受けてきた教育から脱却することが重要。
第3次産業革命は「自動化」がテーマだったのに対し、これから訪れる第4次産業革命のテーマは「自立化」。
なんでもAIがやるようになって、人間がしなければいけない仕事は激減する。それにより、かなりの職業が消えていくと考えられる。
これからの時代に必要な力
これからの時代に必要なのは、AIにはできない能力。たとえば、AIは文章を深く読み取る力がない。そのため、人間ならではの読解力が重要。
また、AIは現実の延長線上にあることしか考えられないため、想像力が乏しいという特徴がある。つまり、これから必要なのは想像力。
さらに、人と人とのコミュニケーションは、AIにはできない。コミュニケーション力とは、論理的に話し、書き、伝えることができる能力。
読解力、想像力、コミュニケーション能力をしっかりと身につけておけば、これからの時代を生き抜くことができる。
大学選抜試験が無くなる時代到来
大学選抜試験が無くなる時代は、近い将来に必ず来る。なぜなら、全国にある大学の半分は定員割れをしていて、半数の子どもは学科試験なしで入学しているから。
推薦入試やAO入試をほとんどの大学が導入しているのは、大学側が早めに学生を確保したいから。受験者数が減れば、自ずと選抜試験はなくなる。
今後は、小論文と面接で、大学とお見合いをして進学するパターンが主流になる。そのため、今小学生以下の子どもは、大学入試の心配をする必要はない。
知識がいらないというわけではない
学校で教わることの中には、大切な知識とそうでない知識がある。覚えても実生活で使わない知識は、大人になるまでに忘れてしまうので必要ない。
ただ、何か物事を考えるときに必要な核となる知識は身につけておく必要がある。たとえば、論理は一生使うので大切な知識。
また、歴史は暗記科目だと思っている人が多いが、実は思考力を鍛える科目。「なぜそうなったか」「なぜ失敗したか」考えることが大切。
歴史を学ぶなら、現代に活かす形で学ぶ。時代のターニングポイントとなる年号も、時代感覚を身につける上で必要なので、知識として身につけておくと良い。
本日のまとめ
これから必要とされるのは、AIにはない読解力、想像力、コミュニケーション能力です。それに加えて、物事を考えるときに核となる知識を身につけておきましょう。
出口先生のチャンネルでは、具体的にどうすれば読解力が身につくのかも紹介しているので、こちらも参考にしていただければ幸いです。
>>出口汪の学びチャンネル
明日ですが、「離婚後の子育て法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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