私がこれまでサポートしたお父さんお母さんの数は、1万人を超えています。それにより、親子の会話が増えれば増えるほど子どもの成績が上がることが分かりました。
そこで今回は、その理由を詳しくお伝えします。この原理を理解していただければ、子どもに勉強させることも簡単です。成績もすぐに上がると思うので、参考にしていただければ幸いです。
思春期の子どもの現状
思春期の子どもの現状って、どんな感じかご存知でしょうか。まず、学校では厳しい校則を守らないといけません。最近は、ウイルスの恐怖も蔓延しています。
塾に行っている子は、塾でも勉強のプレッシャーを与えられ、先生との人間関係もあるでしょう。さらに、LINEでのトークにも気を使います。
万が一変なメッセージを送ってしまったら、翌日から友達から陰口を言われるからです。つまり、思春期の子どもたちは、日々、たくさんのストレスと不安にさらされているのです。
この状態では、正直勉強どころではありません。そこで、お父さんやお母さんは、子どもたちのストレスや不安を解消してあげることが大切なのです。
結論!1日15分会話しよう
ではどうしたら、ストレスや不安を和らげることができるのでしょうか。答えは「会話」です。なぜなら人は、愚痴を聞いてもらうことでストレスが軽減されるからです。
まずは1日15分でいいので、子どもの話を聞いてあげましょう。話を聞いてもらうと、それだけですっきりしたり、不安が解消されます。
食事中、寝る前、朝起きたときなどいつでも良いので、お父さんお母さんが子どもと会話する時間を作りましょう。
もちろん、子どもが一人でいたいという場合は、無理に話しかける必要はありません。子どもの気持ちに合わせることが大切です。
プレッシャーのかけすぎに注意
実はストレスが増えると成績が下がるという事実は、実験によっても証明されています。
シアンLベイロックという人が、ミシガン大学の学生に行った実験を紹介しましょう。まず、なにもない状態で学生にテストを受けてもらいました。
次に、学生たちを2つのグループにわけました。そして、Aグループには最初と同じく何もない状態でテストを受けてもらいました。一方、Bグループには強い精神的プレッシャーを与えてからテストを受けてもらいました。
その結果、Bグループだけが成績が下がったのです。この実験から、精神的なプレッシャーは、勉強能力を低下させるということがわかりました。
「次のテストで成績が悪かったら高校に行けないぞ」という言葉のプレッシャーは、子どもの成績を下げてしまう恐れがあります。言わないようにしましょう。
本日のまとめ
思春期の子どもたちは、日々たくさんの不安やストレスにさらされています。そこで、1日15分で良いので子どもと会話する時間を作りましょう。
それにより、ストレスが軽減されます。ストレスがなくなれば無くなるほど、成績も上がってきます。高校受験の合格率も高くなるはずです。
明日ですが、「子どもの無断外泊の原因と解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!会話が増えると成績が上がる理由
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