今、中学校ではプレゼンの授業が増えています。いわゆるパワーポイントを使って、発表する形の授業です。
親としてはあまり馴染みがなく、必要性や指導方法などがわからない方って多いと思います。
しかし、プレゼンの授業はできるだけ力を入れて頑張った方がいいでしょう。
今回は、その理由と今からできる対策法をお伝えしていきます。評価も上がり、高校入試や大学入試の合格率も上がるはずです。
2021年から新学習指導要領に変更
2021年から、評価方法が大きく変化しています。
具体的には、定期テストの割合が減り、パフォーマンステスト(実技テスト)の割合が増えているのです。
そしてどの教科でも、スライドを作って発表するプレゼン形式のテストが、大きく内申点に響いてきます。
つまり、プレゼンを頑張ると内申点が上がり、高校受験の合格に直結するといえるでしょう。
大学入試(総合型選抜)の募集人員
プレゼンを頑張るべき理由は、高校受験合格のためだけではありません。実は、大学入試でもとても役立ちます。
大学では、一般や推薦以外にも、総合型選抜(旧AO入試)という試験での募集人員が、以前と比べて3倍ほど増えています。
(平成17年:国立:約2000人、令和3年:国立約6000人)
この総合型の入試科目は、主に面接、小論文、プレゼン、グループワークなどです。
そのため「自分の意見をまとめて伝える」というプレゼンで必要とされる力がついていれば、総合型選抜でも有利となるでしょう。
今からできる3つの努力
では、プレゼン力を高めるために、何ができるのでしょうか?1つ目は、先生にポイントを聞くということです。
「どういうことを意識すると点数上がりますか?」と直接聞いてみましょう。先生が評価する観点は、プレゼンで必要とされる力だからです。
2つ目は、高得点の子のいいところを真似しましょう。声が大きくてハキハキしている、イラストが入ってわかりやすいなど、
他の子のプレゼンでいいなと思ったところは、どんどん取り入れていくことが大切です。
3つ目は、特技を伸ばして経験を積むことです。大学の総合型選抜型では、今までどういった人生を歩んできたかが重要になります。
「今まで〇〇を頑張ってきて、こういう経験があり、この大学の〇〇学部で学びたい」こうした経験がある方が、説得力が増すでしょう。
本日のまとめ
プレゼンを頑張ると内申点が上がり、高校受験の合格に直結します。さらに大学入試でも、必要とされる力です。
プレゼン力を上げるためにやるべきことは、先生にポイントを聞くこと、高得点の子のいいところを真似すること、特技を伸ばして経験を積むことです。
明後日ですが、「ひどい反抗期に親はどう対応する?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!今、プレゼンの授業を頑張るべき理由
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