私たち人間の脳の構造というのは、
日々少しずつ解明されています。
最近特に注目を浴びているのが
ワーキングメモリーという場所です。
この部分を上手に活用すると、
効率良く仕事や勉強を進められます。
しかし間違った認識で進めると、
脳がパンパンになって
効率が悪くなります。
そこで本日は、
ワーキングメモリを上手に活用し、
効率良く勉強や仕事を進める方法
について紹介します。
ワーキングメモリとは何か?
あなたは、
ワーキングメモリという
言葉をご存知でしょうか?
認知症の専門医である
長谷川先生の著書によると、
>>一生使える脳
ワーキングメモリとは、
脳内の作戦本部のようなもので、
入ってきた情報を一時的に保存し、
他の情報と組み合わせたりする
部分だそうです。
長谷川先生によると、
ワーキングメモリが同時に処理できる
件数はせいぜい5~7つ程度だそうです。
これってどういうことかというと、
同時にいろいろなことを考えると、
頭がパンクするということです。
計画を立てずにテストを受ける子ども
一つ例を出して説明します。
私は定期テストの勉強をする時に、
まずは計画を立てようと伝えています。
なぜ計画を立てるだけで、
効率が良くなるのかというと、
ワーキングメモリの使用を
最小限に押させることができるからです。
もし計画を立てていなければ、
脳みそは知らないうちに、
- テスト対策に必要な勉強内容
- 今日行う勉強内容
- 実際の勉強で覚える単語
- 他事(友達や学校のことなど)
を同時に処理することになります。
その結果、勉強効率が落ちるのです。
計画を立ててテストを受ける子ども
一方予め計画を立てておくと、
- テスト対策に必要な勉強内容
- 今日行う勉強内容
その結果、
- 実際の勉強で覚える単語
- 他事(友達や学校のことなど)
本当は他事を
忘れられたらベストですが、
思春期真っただ中の中学生にとって、
これは避けられないことです。
だからせめて、
それ以外の内容は考えずに、
勉強に集中したほうが、
効率は上がるわけです。
2つの勉強は同時に行わない
この理論を応用すると、
勉強効率を上げる方法が、
いろいろ見えてきます。
その一つが、
マルチタスクではなく、
シングルタスクで行う
ということです。
例えば英単語を覚えながら、
たまに数学の問題を解く
というような勉強方法は
効率が悪いと言うことです。
英単語を覚えるなら、
それだけに集中する。
終わった後に数学に切り替える。
というのがベストです。
やることをシンプルにするだけで、
勉強効率がかなり上がります。
一度参考にしてみてください。
本日のまとめ
脳の構造は、
まだまだ未知のことが多いです。
今回参考にした、
>>一生使える脳
にはこうしたテクニックが
いろいろと書いてあります。
今後は脳科学も参考にしながら、
勉強効率を上げるテクニックを
ブラッシュアップしていこうと
思いました。
上記の書籍も一度参考に
してみてください。
明日ですが、
「3年生の2学期以降は現実を見よう」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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