昨日は中学1年生の保護者向けて、正しい部活動の決め方というお話をしました。今日はその続きになります。
>>正しい部活動の決め方はこちら
子どもが部活動に入った後、親が上手にサポートすることで子どもは部活を頑張れるようになります。しかしサポート方法を間違えると、部活に行きたくなくなりいずれ辞めます。
多くの中学生にとって部活動は学校に行く楽しみの一つです。楽しみがなくなると、それが不登校の原因にもなりかねません。
こうなってからでは遅いので、お父様お母様は上手に子どもの部活動をサポートすることが大事になります。
1年生の保護者向け!部活動の熱意を理解しよう
昨日お話しした方法を使えば、高確率でお子さんにとってベストな部活に入ることができると思います。ただ一つ親にしかできないサポートがあります。
それは何かというと、「部活動の熱意を調査する」ということです。あなたの学校の部活動は、顧問の先生によってだいたい次の3つに分かれます。
- 朝から晩まで練習してとにかく上を目指す部活(運動部に多い)
- 結果は求めずわいわい楽しむ部活(文化部に多い)
- 適度に練習はするが、適度に休みも取る部活
友達作りが目的で、上を目指す辛い練習は嫌だという子が、全国大会を目指す部活に入ってしまうと、結局練習についていけずに辞めてしまいます。
逆に全国1位を狙いたい子がわいわい楽しむ部活に入ってしまうと、熱意が合わずに辞めてしまいます。だからその子の部活に対する熱意に合った部活に入ることが大事です。
ただこの熱意というのは、子供の目線ではなかなかわかりません。なぜなら部活動紹介の時には、どの部活も熱意があるようにふるまうからです。ですので、
- 近所のママ友
- 学校の先生
2,3年生の保護者向け!楽しめているか聞いてあげよう
2,3年生のお父さんお母さんたちは、子どもが部活動を楽しんでやれているか話を聞いてあげるようにしてください。
昨日の記事にも書きましたが、部活動というのは子どもが学校に通う楽しみの一つです。これが楽しくなくなってしまうと、不登校のきっかけになります。
もし根本的に合わない部活であれば1年生のうちにやめていると思うので、2年生の4月の段階で続けているなら、部活動自体はその子に合っていると思います。
ただ友達関係や先生との関係が少しでも崩れてしまうと、それがきっかけで行きたくなくなることがあります。
こうなってしまうと危険ですので、たまに「部活は楽しかった?」と聞いてあげるようにしてください。もし楽しそうでない場合、一度こちらの記事を参考にしてみて下さい。
>>楽しくない部活動は続けるべきか?
保護者会に参加し、大会は見に行こう
全ての保護者の方に意識してほしいのは、
- 保護者会にはきちんと参加をする
- 大会や練習試合はできるだけ見に行く
ここで先生と面識を作っておくことで、部活で何か問題が起こった時に、すぐに対応してもらえるようになります。土日に行われることが多いので、時間を作るのが面倒かもしれないのですができるだけ参加されると良いと思います。
また練習試合や大会というのは、子どもにとってすごく楽しみにしているイベントです。お父さんお母さんにも見に来てほしいと思っているはずです。
ですのでできる限り、お弁当を作って見に行ってあげると、愛情バロメータをあげることにもつながります。是非意識してみてくださいね。
顧問が理不尽な時は親が子供を守ることが大事
最近増えているのが顧問の不祥事です。もしあなたのお子さんが入った部活動の顧問の先生の対応が理不尽だったら、あなたはどうしますか?
ここで大事なことは、親が子供を守ることです。なぜならいくら先生が理不尽な指導をしていたとしても、子どもがそれを訴えることはできないからです。
訴えると叱られてしまいますし、酷い場合は暴力を奮われることもあります。もしお子さんが入っている部活動の顧問の対応が理不尽であれば、一度以下の方法で対応をすると良いと思います。
>>部活動の顧問の対応が理不尽な時は?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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