お子さんですが、「高校卒業後の進路がわからない」「大学に行くべきか?」と悩んでいないでしょうか?
お父さんやお母さんが普通科高校を卒業し、4年制大学へ進学して就職した場合、大学進学は絶対すべきだと考えてしまいます(ちなみに私もこの進路を歩んできました)。
ただ、この考えを押し付けてしまうと危険です。そこで今回は、その理由と、子どもの未来がもっと明るくなる進路選択法を紹介します。
今後お子さんの人生設計をアドバイスする際、参考にしてみてください。
子どもの性格を理解しよう
普通科高校に入った場合、3年間勉強して大学や専門学校に進学しないと就職するのは難しいです。勉強が好きな子なら、問題ないでしょう。
ただ、中学校の段階で勉強が嫌いな子には、この進路にこだわると危険です。高校で勉強についていけず、辞めてしまうケースが後を絶たないからです。
普通科高校に入るということは、中学校3年間以上に勉強しなければいけない。それができるのかを考えて、進路選択をさせましょう。
大学入学は簡単ではない
また、大学に入学することも簡単ではありません。誰もが国公立大学や有名私立大学に入れるわけではないからです。少子化とはいえ、未だに狭き門であり、浪人する人もいます。
何度も浪人すれば、どんどん就職が遅くなります。さらに、国公立大学を出たからといって必ず就職できるわけでもありません。
20社受けても1社しか受からないということは、よくあります。大学入学を目指すということは、こういう道に進むことだとお子さんに伝えましょう。
いろいろな進路から考えよう
ここまでに、普通科高校に進学する大変さを書いてきました。ただ、普通科高校に進学することがダメというわけでもありません。
大事なのは、普通科高校しか行かないと考えるのではなく、いろいろな学科を選択肢に入れることです。たとえば、専門科高校に進学すると、高卒で就職が可能になります。
高校の成績が優秀だと、結構有名な企業に就職できることも多いです。指定校推薦で、国公立大学に進学できることもあります。結構、お得な進路なのです。
また、専門学校に進学するのもありです。美容師などは、高卒で就職も可能です。
最近は、中学生で起業している子もいるので、しっかりした計画があるのなら進学を考えずに起業してみるのも良いでしょう。
大事なことは、いろいろな進路から総合的に判断することです。
本日のまとめ
普通科高校から4年制大学に進学して就職するというのが、いちばん理想的な道ではありません。勉強が嫌いな子は、この進路だと挫折してしまう可能性があるからです。
大学に入ることは簡単ではなく、狭き門である上に、進学しても就職できる保障はありません。専門科高校への進学や、起業など多くの選択肢を考えたうえで、進路を考えさせましょう。
明日ですが、「中2で9教科合計163点UPした方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!大学進学にこだわると起こる悲劇
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。