先日こんな相談を頂きました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
道山先生こんばんは。5教科が全て2です。テストは40点から50点提出物もだしてノートも出してBとAをもらいCはとってないと息子は言ってますが全て2です。
先生に聞いて見ましたが前期との総合だと。二学期制なので二年生の後期の成績が内申にひびきます。もう高校には行かれませんか?
定時制ですか?内申21点しかとれませんでした。公立は2があったらダメ。私立は23から24だそうです。
成績がオール2以下だと、高校に行けないのか?という相談なのですが、そんなことはありません。きちんと行ける学校はあります。
ただある条件を満たす必要があります。その条件を乗り越えてでも高校に進学したいなら、今のまでも良いです。そんな条件嫌だ!というなら勉強を頑張るしかないです。
自分の人生を決めるのは自分自身です。現在オール2以下の子この記事を読んみてください。
高校に行ける最低の成績とは?
内申がいくつ以上あれば、高校に進学できるのかというと、正直オール1でも高校に進学できます。ただ一つ条件があります。それは「家を出る必要がある」ということです。
私たちは知らないうちに、「自宅から通える距離」という条件で、学校を選んでしまいがちです。それだと、
- オール3以上ないと公立に行けない
- 私立でもオール2は必要
ちなみに学校の内申点の決め方は以下のページにまとめています。もし自宅から近い学校に通うために内申点を上げたいなら一度チェックしてみると良いと思います。
>>中学校の内申点はこう決まる!
高校から家を出たほうが出世できる
「道山先生、それは本気ですか?」「高校から家を出るなんてうちの子には無理です」とあなたは思うかもしれません。でもこれってかなり視野が狭くなっています。
なぜなら、江戸時代は元服という大人になる儀式を15歳で行います。つまり15歳になったら、大人として仕事をしないといけなかったのです。
もっと古い時代を考えると、狩りで獲物を取っていた時代はさらに小さいころから仕事をしていました。だから人間というのは、高校から一人暮らしをしたり、寮に入ることは可能なわけです。
現にプロスポーツ選手を目指す子たちは、ほとんど県外の学校に進学します。こういったことを考えると、15歳から家を出たほうが、出世できるともいえると思います。
家から通いたいなら勉強を頑張るしかない
どうしても「家から通いたい」「まだお母さんと離れたくない」というのであれば、勉強を頑張るしかないです。※もしあなたが親という立場であれば、この記事をお子さんにシェアしてあげてください。
この世の中は本当に平等です。頑張った子には良い生活環境が与えられ、さぼった子には辛い生活環境が与えられます。勉強したくないなら、無理にする必要はありません。中学卒業後に就職すればよいです。
ただ中学卒業後は、家から通える高校に進学したいなら、それ相応の努力をしないといけないのです。自分の人生を決められるのは、自分だけなのです。
これからどういった人生を歩んでいきたいのか、自分で考えてみると良いと思います。
自宅から近い学校に通うための今すぐできる高校受験
ここまで読んで、もしもう少し条件の良い高校に進学したい!と思うなら、今すぐ受験対策を始めることが大事です。
「道山先生!そんなこと言われても勉強の仕方がわかりません」「今から始めて間に合うんですか?」と思われるかもしれません。
安心してください。内申点を上げようと思ったら最低6か月かかります。中学3年生の9月以降はなかなか難しいです。しかし当日点であれば、3か月ですぐに上がります。
短期間で効率よく受験対策を進める方法については以下のページでまとめているので、一度参考にしてみてください。
>>道山流!超効率的受験対策法
明日ですが、「これからの時代に上手くいく仕事の条件とは?」というお話します。本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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