お子さんですが「どんな高校に行こうか迷っている」と悩んでいないでしょうか。今回は、偏差値の低い高校と高い高校、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
偏差値の高い高校が、必ずしも良いというわけではありません。あえて低い高校を選んだ方がいいパターンもあります。
お子さんの志望校選びの参考にしていただければ幸いです。
偏差値が高い高校のメリット
偏差値が高い高校は、授業のレベルが高いです。すると、自分の偏差値も上がりやすくなります。つまり、有名大学を狙ううえで便利です。
次に、クラスメイトのレベルが高いです。そのため周りのいい影響を受けて、自分も勉強を頑張ろうと思えます(ミラーニューロン効果)。
授業レベルが高い、友達と一緒に勉強を頑張ることができるという2つは、偏差値が高い高校だからこそのメリットです。
偏差値が高い高校のデメリット
前述した内容は、裏を返せばデメリットにつながります。まず、偏差値の高い高校は授業についていくのが大変です。
部活と両立したい気持ちがあるなら、偏差値は高すぎないほうが良いでしょう。さらに、指定校推薦を狙うのが大変です。
他の生徒のレベルが高いため、定期テストでいい順位を狙うのも難しくなるからです。
内申点を上げて指定校推薦で大学進学したいなら、偏差値が高すぎない高校を選んだほうがいいでしょう。
戦略と子どものタイプで高校を決めよう
では、これら2つの特徴を踏まえたうえで、どのレベルの高校を目指すのがいいのでしょうか。戦略と子どものタイプで決めることが大切です。
たとえば、指定校推薦で大学を目指したいなら、そこまで高すぎない高校を選んだほうがいいでしょう。その方が、推薦が貰いやすいからです(戦略)。
また、お子さんが部活には入らずバリバリ勉強したいなら、偏差値が高い高校を選ぶものアリです。3年間勉強を頑張れるなら、授業にもついていけるからです(タイプ)。
このように、戦略とお子さんのタイプで決めると、高校選びはうまくいきます。
本日のまとめ
偏差値が高い高校は、授業のレベルが高く、クラスメイトのレベルが高いです。つまり、授業についていくのが大変で、推薦は狙いにくい上に部活との両立が難しいです。
一見すると偏差値が高い高校=いい高校と思ってしまいがちですが、デメリットもあるのです。この点を考えて、志望校を決めさせましょう。
明日ですが、「大変困っています(泣)」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!偏差値の低い高校を目指そう
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