先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校1年の娘ですが定期テストの成績が上がらす悩んでいます。生物で、ワークを3回やったけど計算問題しかでなかったなど、何をどのように勉強したら良いのかわからないと。
対策をお聞きしたいです。私から見て勉強の時間は足りないと思っています。看護師志望ですが今の成績でボーダーラインと言われています。どうぞよろしくお願いいたします。
お子さんですが「高校に入ってから成績が下がった」「どう勉強すればいいかわからない」と悩んでいないでしょうか?今回は、高校生のテスト対策法をお伝えします。
高校生の勉強で大事なのは、戦略です。これが決まれば、最小の努力で最大の結果を出せるようになります。その結果、将来の夢にも大きく近づけるようになるでしょう。
ぜひ、お子さんにも伝えていただければ幸いです。
大学受験戦略を決めよう
高校生の勉強で最も大事なのは「戦略」です。というのも、指定校推薦やAO入試を狙う場合、内申点が重要です。
一般入試の場合は、内申の影響は少ないと考えて良いでしょう。つまり、
- 指定校推薦やAO入試で受験する:定期テストの点を上げないといけない
- 一般入試で受験する:定期テストの点数はそこまで気にしなくていい
受験科目は志望校によって変わる
また、私立大学を受験するなら当日のテスト科目は少ないです。使わない教科は、定期テストでは赤点ギリギリを狙えばOKです。
しかし国立大学を受験するなら、必要な教科が増えます。定期テスト対策を含め、日頃から頑張らないといけません。
このように、最初にどの受験方法で、どの大学を狙っていくかを決めると、効率よく高校生活が送れます。
基本的な勉強方法はワークの繰り返し
高校生の基本的な勉強法は、中学校と同じです。学校のワークを繰り返すのみです。ただ、中学生のときよりも分からない問題の数が増えると思います。
そこで小まめに先生に質問して、その都度理解することが大切です。今回の相談者さんの場合、おそらく理解していない状態でテストを受けていると思います。
まずはここを意識させましょう。また中学生のころのように「他のワーク」まで手をつける必要はありません。おそらくそこまでする時間がないからです。
中学生のころ以上に、学校の問題集をマスターすることが大切です。
答えの丸暗記は必要なし
もう一つ違いがあります。中学生までは、国語などでワークの答えを丸暗記する戦略が有効でした。全く同じ問題が出ることがあるからです。
しかし高校生になると、学校によってはワークと同じ問題が出ないことがあります。そうなると、答えの丸暗記をしても無駄です。
そこで中学生のころ以上に、きちんと理解したり解き方を覚えたりすることが得点に結びつきます。ちなみにこの勉強法は、大学受験対策にも有利です。
目先の定期テスト用の勉強だと思わずに、受験対策にも使える知識だと伝えて頑張らせましょう。
本日のまとめ
指定校推薦やAO入試を狙うなら、内申点が重要です。しかし、一般入試ならそこまで必要ではありません。まずは、どちらを狙うかを決めておくといいでしょう。
基本的な勉強方法は、中学校と同じです。ワークの反復をし、わからない問題を質問して解決することです。是非やってみてください。
明日ですが、「勉強を楽しむ3つの理論」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!9割とれる!高校生のテスト対策法
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