もうすぐ受験なのに志望校が決まらないと、親も子どもも焦りますよね。
しかし、実際には「志望校を決めるための正しい方法」を知らないことが原因で、悩んでいるケースは少なくありません。
今回お伝えする正しいステップを踏めば、志望校選びはスムーズにできます。モチベーションも上がり、受験勉強へのやる気も出てくるはずです。
牛丼とカレーで悩んだときの解決法
もしランチを「牛丼にしようか、カレーにしようか」悩んだら、どのように決めますか?実は、必ず決められる法則があります。
はじめに、口に出します。「牛丼にしよう」と口に出すことで、その瞬間「やっぱりカレーにしようかな」と気持ちが変わることもあるでしょう。
つまり頭で考えているよりも言葉にした方が、自分の本心がわかるのです。もしこれでも決まらなければ、実際に食べてみます。
牛丼を選んで一度食べてみると、「やっぱりカレーにすればよかった」と思うか、「これで正解だった」と感じるかがわかるでしょう。
何が言いたいのかというと、人は「思考(悩む)→言葉(口に出す)→行動(実際にやってみる)」という順で、自分の気持ちがわかるようになっているのです。
志望校を決める具体的な手順
志望校を決める際も、この順序を意識することが大切です。お子さんが志望校が決まらず悩んでいる場合、「○○高校に進学しようかな」と親や友達に話させてみましょう。
すると「やめた方がいい」「いいんじゃない?」などと言われます。この時に、自分の本心に気づけることがあるからです。
それでもわからなければ、実際に志望校に行ってみましょう。自分がその学校に通う状態がイメージできるようになるため、気持ちがさらに明確になるはずです。
多くの子は、志望校が決まらないと一人で悩んでいます。これでは永遠に決まらないので、人に話すか、見に行くかをさせましょう。
それでも決まらないときは?
学校訪問しても、迷うことがあるでしょう。この場合は、心配しすぎる必要はありません。
なぜなら、どちらを選んでも後悔しないことが多いからです。最終的には直感で選ぶか、両方受験して結果に委ねるという方法でいいでしょう。
重要なのは「自分で考え、悩み、最終的に自分で決断すること」です。
この考え方をもとに志望校を決めることで、迷いがなくなり、スムーズに受験へと進めるでしょう。
本日のまとめ
子どもが志望校で悩んだときは、まず「〇〇高校に行きたい」と口に出させてみましょう。第三者の反応を見て、気持ちが整理されるはずです。
さらに、学校に行ってみることで、自分に合うかどうかが明確になります。「思考→言葉→行動」の順序で志望校選びを行うようにさせましょう。
明後日ですが、「高校受験前でも子どもが勉強しないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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