先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の息子です。学校は休みながらも、登校していました。しかし父親と喧嘩をしたため二人の仲に入ったら、
「親父を許す気ないし、お前も許さない」と口もきいてくれません。「さっさと俺を施設にでも入れろよ。今夜でていくから。お前ら二人と関わりたくないんだよ!」と言われました。
学校にも塾にもいかないし、こんな息子とどう接したらいいのでしょうか。
元々は父親と子どもの関係が悪かったのに、気づいたら自分も親子関係が悪くなっていた経験って、ありませんか?
子どもと会話ができず、親のことを信頼してくれない状態なのは、悲しいですよね。
そこで本日は、親子関係が悪化する原因と改善するための考え方をお伝えします。チェックリストを作ったので、チェックしてみてください。
子どもが親2人に反発する理由
なぜ子どもは、母親にまで反発するようになってしまったのでしょうか?これには理由があります。
おそらく父親が子どもに過干渉に接しているときに、母親がかばわなかったからです(自分ではしていたつもりでも、子どもが感じていない)。
たとえば、父親が子どもに暴言を吐いているのに何も言わずに知らんぷりしていたら、自分を守ってくれない母親にも反発するようになります。
父親の対応がおかしい場合には、母親として子どもを守らなければいけません。
親のイメージをよくする所からスタート
子どもが施設に行きたいほど、親と関わりたくない状況になってしまったら、どうすればいいのでしょうか?
まずは、親の悪いイメージを変えていくことが大切です。そこで、客観的に自分を見てみましょう。
- 子どもが嫌がる言葉を言っていないか?
- いいところに目を向けて伝えられているか?
- イライラせず、笑顔で過ごせているか?
- 子どもが好きな料理を作っているか?
- 子どもの趣味を勉強しているか?
自分が子どもなら、どうすれば安心して楽しく過ごせるかを考えると、今やるべきことが見えてくるでしょう。
「もう施設に入れるから」と言わないようにしよう
過去に「次に悪さをしたら施設に入れるからな!」と子どもを脅していませんでしたか?
「次同じことをしたら出て行け!」という言葉も同じです。
本気で施設に入れたり、出て行ったりしてほしくないなら、二度と言わないようにしましょう。
親は、自分の言葉に責任を持つことが大切です。
過去に言ってしまった場合、「ひどいことを言ってごめんね、そんなふうに思ってないからね」と謝罪しましょう。
本日のまとめ
たとえあなたが過干渉でなくても、パートナーの過干渉をそのままにしておくと、あなたと子どもの関係も崩れてしまいます。
そこで、まずは親のイメージを良くすることからはじめましょう。子どもが安心して生活できる家庭をつくることも大切です。
明日ですが、「自傷行為と不登校が解決した明子さん」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!親子関係が悪化する唯一の原因
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