先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
高校受験で重要視されている欠席日数で不安に思っております。中一ですが、私立推薦を目指しております。体調が悪く欠席をすでに7日しております。
今年はコロナで出席停止扱いですが、出席停止は受験でどう扱われるのか、何日くらいの欠席なら問題ないのかとても不安です。
インフルエンザに感染したり、コロナの濃厚接触者となったりすると、出席停止になります。これが受験に影響するのか、親として気になりますよね。
そこで本日は、コロナ禍での出席停止の扱いや高校受験への影響などを解説します。相談者さんがおっしゃるように、欠席日数は高校受験で重要視されています。
行きたい高校に出席日数で落とされるのはかわいそうなので、早めに対策をしておきましょう。
学校の出席停止とは何か?
出席停止とは、「学校のルール上行くことができない」という場合に使われる制度です。そのため、欠席扱いにはなりません。
たとえばインフルエンザの出席停止で5日間休んでも、それ以外に遅刻や欠席がない場合は、無遅刻無欠席となります。
つまり、出席停止で休んだとしても、受験の合否には影響は出ることはありません。
コロナにより、出席停止が激増
ただ昨年から、コロナによって状況が変わっています。咳や微熱がある場合も、もしもの可能性を考えて休まないといけない学校が増えたのです。
こういった症状の場合は「出席停止」とすることで、受験に不利にならないように配慮されることが多いでしょう。
ただし、感染症への不安から欠席する子や、もともと不登校の子については、
- みんな一律「出席停止」にする学校
- 長い間休んでいる子は「欠席」、最近休み出した子は「出席停止」にする学校
- 感染症不安で休んでいる子は「出席停止」、不登校の子は「欠席」
出席停止は高校受験に響くのか?
では、ここまでの話を踏まえて、出席停止は高校受験にどれくらい響くのでしょうか。
たとえば、出席停止が20日以下だった場合、高校側はどう判断するでしょうか?
私が面接官であれば、あまり気にしません。コロナで2週間欠席することは、今のご時世、珍しくないからです。
一方、出席停止が100日だった場合、どうでしょうか。私なら、コロナとは違う特別な理由があるのかな?と推測します。
そのため、少し評価が下がるかもしれません。ただ、確証がないのも事実です。できることなら、意識しましょう。
本日のまとめ
コロナによって、出席停止の数が激増しました。ただし、学校によって対応がバラバラです。また、高校側も、不登校なのかコロナなのか、判断ができません。
そのため、出席停止が多くても、なにもできないのが現状です。ただ、あまりに多い場合は「何かあったのかな?」と疑う先生もいると思います。
そのあたりも含めると、できれば出席停止も少ない方がいいでしょう。
明後日ですが、「小学生の不登校が解決した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!出席停止は受験に響くのか?
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