先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3の受験の時期に不登校になりもうすぐ3か月になります。疲れを取る為に休みが必要と思い学校に行けとは言いませんでした。
2か月経つ頃には外出自体を拒むようになり、気持ちを紛らわす為に携帯ばかり触っています。
なるべく側にいれる様にと思いながらも仕事もあるので困っています。どうしたらいいでしょうか。
子どもが3年生なのに学校へ行かなかったら、受験の不安もあり、親としてとても心配になると思います。そこで今回は、3年生で不登校の場合の受験戦略をお伝えします。
もし今、お子さんが不登校で悩んでいたら、今回の内容を参考に受験対策を進めてください。きっと受験が上手くいくはずです。
行動を変えないと結果は変わらない
今回の相談者さんは、不登校になってから3ヵ月子どもが変わっていないとあります。
厳しい話ですが、3か月変わっていない場合、今の子育てを続けていても状況は変わりません。やり方を変えないと、結果は変わらないからです。
おそらく原因は、愛情バロメータを下げる行動や言葉掛けをしているか、子どもに寂しい思いをさせているかのどちらかです。
もしお子さんが長い間不登校なら、なぜ学校に行けないのか確認しましょう。
子どもと話ができるかチェック
たとえば親が仕事がなくて家にいるとき、子どもから話しかけてくるなら愛情バロメータはOKです。話しかけてこないなら、愛情バロメータが低い状態と言えます。
その場合、私の配信している「思春期の子育て講座」や11月8日に行う「思春期子育て勉強会」を参考に、子どもへの向き合い方を変えていきましょう。
話ができる状態にならない限り、先には進まないからです。子どもと話ができる状態なら、学校に行けない原因を一緒に話し合いましょう。
友達関係が上手くいっていないのか、勉強についていけないのが嫌なのか、何か原因があるはずです。原因がわかったら、先生と話合って解決の糸口を探していきましょう。
進学できる志望校を探そう
受験は、必ずしも勉強して進学しないといけないわけではありません。今の出席日数や成績でも、進学できる高校はあります。
そこで、中3の秋で不登校なら「勉強を頑張らせて、少しでも偏差値の高い高校を目指す」という発想は捨てましょう。
代わりに、愛情バロメータを上げることだけを意識します。愛情バロメータが上がってくれば、行動できるようになるからです。
すると、自分の人生を考えられるようになるため、進路相談もできるようになります。志望校さえ決まれば、高校から再スタートを切れるでしょう。
本日のまとめ
不登校になってから3ヶ月間何も変化がないのなら、愛情バロメータが下がっていないか、子どもに寂しい思いをさせていないかチェックします。
今の出席日数や成績でも進学できる高校はあるので、中3の秋で不登校なら愛情バロメータを上げることに集中して、高校からの再スタートを目指しましょう。
なお、11月8日にZOOMで行う思春期子育て勉強会オンラインでは、最短で愛情バロメータを上げる方法をその場でマスターしていただきます。
お子さんが不登校という場合、解決への一番の近道なると思うので、タイミングが合えば詳細を確認いただければ幸いです。
>>ZOOMで行う思春期の子育て勉強会オンライン
明日ですが、「高校受験合格までに必要な勉強時間」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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