「学校の授業ってつまらない」「楽しくない」と思っていないでしょうか?お恥ずかしい話、私も教師時代は本当につまらない授業をしたことがあります。
なぜ、楽しい授業ができなかったのか、今ならわかります。そこで今回は、つまらないときの対処法と、なぜつまらない授業になってしまうのかをお伝えします。
今回の内容を理解していただければ、お子さんの学校生活をもっと充実させることができます。その結果、勉強へのやる気も出て、希望の進路に進むことができるでしょう。
つまらない理由は「時間」
学校の授業がつまらなくなってしまう理由は、時間がないからです。カリキュラム通りに進めようとすると、どうしても知識を詰め込むだけの授業になってしまいます。
たとえば、理科の授業で、単子葉類と双子葉類の形を教えるときに、詰め込み式の場合は「単子葉類は輪の形、双子葉類はばらばら」と教えるだけです。
面白い授業の場合は、実際にアスパラガスに色のついた水を吸わせて、子どもたちに見せたりします。実験を取り入れると面白いですが、すべて実験をしていたら時間が足りません。
つまり、限られた時間の中でカリキュラムに沿った内容を教えなければいけないので、授業がどうしてもつまらなくなってしまうのです。
教師の忙しさも理由の一つ
また、学校の先生というのはとても忙しいです。授業作り、学級経営、学校行事の準備、部活など、やらなければならないことがたくさんあります。
すると、楽しい授業を考えている時間が取れません。手前味噌ですが、現在私は、定期的に有料の勉強会をしています。
ありがたいことに勉強会は大変好評で、「面白かった」「勉強になった」と言っていただいています。これは、私がすごいわけではありません。
1つの勉強会にたくさんの時間をかけて準備することができるため、誰でも面白い内容を話すことができるのです。
つまらない授業の過ごし方
ここまでの内容を理解していただくと、学校の授業がつまらないのは、ある意味仕方がないことだとお分かりいただけたかと思います。
では、お子さんがつまらない授業を受けることになったらどうサポートすればいいのでしょうか。そもそも、授業に期待を持たせないほうがいいです。
「面白い先生に当たったらラッキー」くらいに考えさせましょう。どうしてもつまらないときは、成績を上げるためのものだと割り切らせることが大切です。
先生に怒られないなら、授業中にワークなどを終わらせても良いでしょう。つまらないからと言ってサボらず、時間を有効に使わせたほうが自分のためになるからです。
本日のまとめ
時間の関係で、学校の授業はどうしても詰め込み式になります。また、学校の先生はやることが多くてとても忙しいので、面白い授業を考える時間がありません。
時間をかけることができれば、誰でも面白い授業は作れます。つまらないときは、成績を上げるためと割り切って、授業中にワークなどに取り組ませましょう。
明日ですが、「中3で不登校の場合の受験戦略」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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