子どもの成績は、できれば上げたいですよね。勉強は、子どもの将来を明るくする上で大切な要素のひとつだからです。
ただし、勉強よりも大切なこともあります。そこで今回は、私が考える「勉強よりも大切な3つのこと」をお伝えしましょう。
3つの部分を疎かにして子どもの成績を上げることができても、将来確実に後悔します。そうならないために、本日の内容をチェックしていただけますと幸いです。
1.人間関係
学生時代にできた友達との関係は、人生の宝物です。しかし、勉強ばかりして友達と遊ばず、友達との関係が薄くなってしまうケースは少なくありません。
特に、コミュニケーション力は、他者との遊びを通じて育まれます。遊びを避けて勉強ばかりし、人と関わるのが苦手になってしまったら、将来困るでしょう。
小学生時代は、遊びが最優先です。中高生になると勉強とのバランスが大切ですが、友達との時間も重要であることを意識しましょう。
2.夢や人生の方向性
勉強することで、将来の選択肢を増やすことができます。しかし、夢や目標、人生の方向性が決まっていないと、勉強の成果が無駄になる可能性があるでしょう。
そのため、勉強することと同じくらい、さまざまな経験を通じて夢や目指すべき方向を見つけることが重要です。
そして選択しなければならないときに、選択できる力をつけておくようにしましょう。
勉強もしつつ、空いた時間や長期休みを利用して新しいことに挑戦したり、初めて会う人から話を聞いたりすることで将来の道を見つけやすくなります。
3.親子関係の大切さ
親が子どもに勉強させようとしすぎてしまい、親子関係が悪化するケースは多いです。
その結果、子どもが無気力になったり、親に相談できなくなったり、未来に希望を持てなくなったりします。これでは、本末転倒でしょう。
良好な親子関係は、子どもが将来幸せになるための必須条件です。親子関係が悪化するくらいなら、勉強をさせない方が良いでしょう。
勉強をさせたい場合は、良好な親子関係をキープすることを日頃から意識することが大切です。
本日のまとめ
子どもに勉強をさせるよりも大切なことは、3つあります。まずは「良好な親子関係」です。これがなければ、そもそも勉強に集中することができません。
次に大切なのは、「人間関係」です。学生時代にしか作れない友達との絆を大切にしましょう。最後に「夢や人生の方向性を見つけること」です。
勉強だけに意識を向けるのではなく、この3つを意識することで子どもを幸せに導くことができるはずです。
明後日ですが、「大学受験をする子の親がやるべきこと」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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