先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
息子は嘘をついたり、悪いことをしても謝りません。悪いことをしていても、平気なんです。宿題しなくても遅刻しても平気。約束は普通に破る。
なんでも、先生や親のせい。スマホもルールを守らないので取り上げましたが、スマホを私の鞄から盗み夜中にやってる始末です。
やりたいことをやりたい時にやりたいだけ好きなようにし、後は寝てるだけです。成績もオール3アホではないのですが、生活態度で落とされてます。どうしたもんでしょうか?
「子どもが謝らない」「悪いことをしても平気」と悩んでいないでしょうか? 今回は、謝れない子どもの心理と対応法をお伝えします。
今回の内容を理解していただければ、悪いことをしたときに素直に謝れる子どもになります。その結果、人から信頼され、楽しい人生を送ることができるでしょう。
子どもが謝れない2つの理由
子どもが謝れない理由は、2つあります。1つ目は、悪いと思っていないからです。今回の相談者さんの場合、「遅刻も平気」とあります。
遅れても問題ないと思っているのでしょう。そして、2つ目の理由は、謝りたくないからです。
子どもに限らずですが、嫌いな人には頭を下げたくないですよね。「嫌いな先生や親には頭を下げたくない」という理由から、謝れない子もいます。
この場合、愛情バロメータを上げて親子関係を良好にしないといけません。
まずは愛情バロメータUP
今回の相談者の場合、愛情バロメータが低いのが原因です。嘘をついたり、スマホを盗んだりしているからです。
そこで、まずは嘘をつかないレベルまで愛情バロメータを上げましょう。これが、素直に謝れる子どもにする最初のステップです。
愛情バロメータの上げ方について、詳しくは「思春期の子育て講座」で解説しているので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
>>思春期の子育て講座
迷惑をかけられた人が叱ろう
愛情バロメータが上がったら、次に「ダメなことはダメ」だと伝えましょう。
今回の相談者のお子さんは、遅刻しても迷惑をかけたとは思っていません。ただ、この感覚は直してあげないといけません。
なぜなら遅刻は、先生と「8時までに登校するという約束」を破っているからです。これが続くと、先生からの信頼をなくします。
そこで、学校の先生に叱ってもらいましょう。迷惑をかけられているのが先生だからです。
また、スマホを盗むというのは、親に迷惑をかけている状態です。そこでこちらは、親が叱りましょう。
このように、迷惑をかけられた人が叱ったほうが、子どもは納得します。
本日のまとめ
子どもは、自分が悪いと思っていなかったり、嫌いな相手だと謝りません。まずは、嘘をつかないレベルまで愛情バロメータを上げましょう。
そして、迷惑をかけられた人が叱りましょう。その方が、納得して謝罪することができます。もちろん、親が悪いことをしたときは、子どもに謝ることも大切です。
明日ですが、「9割とれる!国語の漢文勉強法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!謝れない子どもの危険な心理
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。