思春期の子どもって、大人からすると理解できない行動をとります。どう対応するか、悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、「思春期の子どものよくある行動とその対応法」を3つ紹介します。
間違った対応をすると親子関係が悪くなり、問題行動にも発展するので注意しましょう。
気分のムラが激しい
思春期の子どもは、気分のムラが激しくなりがちです。夜にはすごくイライラしていたのに、朝起きると機嫌が良いことも珍しくありません。
そのため、思春期の子どもの言動には、一喜一憂しないようにしましょう。子どもがイライラしているようなら、ひとまず放っておくのがベストです。
特に、子どもがイライラすると自分もイライラしてしまうなら、機嫌が悪い時には距離を取るようにしましょう。
24時間経てば機嫌が良くなっていることも多いので、時間を空けることが重要です。
困ったときだけ助けを求めてくる
いつもは親の言うことを全く聞かないのに、自分が困ったときは助けを求めてくるのも、思春期の子どもにはありがちです。
こうした場合は、嫌な顔をせずにひたすら助けるようにしましょう。子どもが困っているなら、できるだけサポートするのが親の仕事だからです。
子どもを助けた愛情は、無駄にはなりません。親子関係の改善にもつながりますし、将来親が困った時に助けてくれるようになるでしょう。
ただし、暴言や暴力を含むような要求は聞いてはいけません。また、子どもの体に悪い要求も聞かないようにしましょう。
勉強する!と言ったのに始めない
思春期の子どもは「勉強する」と言っても、すぐに始めないことがあります。
これは、子どもが勉強を積極的にやりたいと思う動機がないことが原因です。そのため、自ら勉強をしたくなるように動機づけをしましょう。
たとえば、「絶対に行きたい志望校を見つける」のはいい方法です。そこに行くために勉強が必要なら、頑張ってするようになるでしょう。
ただ、子ども自身も勉強したいと思っているのに、ゲームやスマホに手が伸びて困っていることもあります。この場合、同意の下でゲーム機やスマホを預かるのも1つの方法です。
本日のまとめ
思春期の子どもあるあるTOP3は「気分のムラが激しい」「困った時だけ助けを求めてくる」「勉強すると言ったのに始めない」の3つです。
思春期は子どもが大人になる大事な過程なので、状況に応じて必要な対応をしていきましょう。
明日ですが、「中学生の勉強に対する親の役割」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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