子どもが言うことを聞かなかったり、勉強せずゲームばかりしているとイライラしますよね。
ただ、このイライラが子どもに与える影響は、実はかなり大きいです。そこで今回は、日々イライラしていると子どもにどんな影響が出るか解説しましょう。
誰でも、イライラしてしまうことはあります。最後に解決策もお伝えしますので、あまり深刻に思わずに読んでいただくといいかと思います。
親がずっとイライラしていると子どもはどうなる?
親が頻繁にイライラしていると、子どもに3つの変化が出てきます。1つ目は、親の顔色を伺うようになることです。
「お父さんの機嫌はどうだろう?」と常に考えてしまい、これが習慣化すると、友達や先生、社会に出てからは上司の顔色も伺う人生になるでしょう。
2つ目は、情緒不安定になることです。親が常にイライラしていると、子どももその影響を受け、振り回されることになります。
親が落ち着いているときは子どもも落ち着きますが、親がイライラしていると、子どもは不安でビクビクするからです。
この状態が続くと、子どもは情緒不安定となり、大人になってもその影響が続く可能性があります。
愛情バロメータも下がってしまう
3つ目は、愛情バロメータが下がることです。親が常にイライラしているだけならいいですが、それを子どもにぶつけてしまうと良くないです。
なぜなら、子どもは「自分は親に愛されていない」と感じてしまうからです。つまり、愛情バロメータが下がってしまいます。
あまりに悪化すると、「自分には価値がない」と感じて自己肯定感も下がってしまうため注意しましょう。
イライラを減らす方法
とはいえ、人間、イライラしてしまうのは仕方がないことです。では、どうすればいいのでしょうか?色々と、できることがあります。
まずは、時間の余裕を作ることです。人は忙しくなると、イライラしやすくなるからです。また、定期的に運動をしたり、気分転換の活動を入れたりして、ストレスを発散するのもいいでしょう。
どうしても自力で改善するのが難しい場合は、カウンセラーなど専門家の助けを借りると改善できることがあります。
一人で悩むのではなく、周りの力も借りてみてください。
本日のまとめ
親が常にイライラしていると、子どもは「親の顔色を伺うようになる」「情緒不安定になる」「愛情バロメータが下がる」ことが多いです。
とはいえ、イライラしてしまうのが人間です。仕事などに追われている場合、まずはそこを調整することから始めてみてください。
明日ですが、「部屋から出てこない中学生への対処法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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