子どもの人生設計サポート法

人生

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

得意な事を将来に役立たせると言うのも難しいものです。

うちの子はクラブチームでずっと水泳をしています。選手としてやっていますが、地方大会出場が最高大会です。

まだ芽が出ない状況ですが水泳が好きで続けています。この先将来を考えると何が出来るのか心配です。

学校生活も行事事には一生懸命取り組みますが、内申は20しかありません。

どうしたら自分の目標を見つけることが出来るのか、高校に行けるのか、どうしたら良いのか不安でいっぱいです。

お子さんが、クラブチームや習い事などずっと続けてがんばっていても、まだそれで食べていけるほどのレベルではないという場合、親としては心配だと思います。

今回は、そんなときのサポート法や考え方をお伝えします。お子さんの将来が不安!という場合、気持ちが晴れると思います。

その結果、お父様お母様は子どもを前向きにサポートできるようになり、子どもの未来も明るいものになると思うので、参考にしていただければ幸いです。

部活を頑張ることで得られるもの

水泳

今回の相談者さんの場合、水泳をがんばっているものの全国大会に届くレベルではないという状況です。

そもそも、部活をがんばるというのは、とても素晴らしいことです。

仲間との絆、努力することの大切さ、プレッシャーに勝つための精神力などは、部活を頑張るという経験を通してしか身に付けることができないからです。

つまり、部活を頑張ることは、必ずしも夢につながっていなくても良いと考えるようにしましょう。将来やりたいこととつながっていないとしても、部活をやることに大きな意義があるからです。

将来につながらないかもしれないからといって諦めたり、辞めたりする必要はないので、部活でしか得られない体験のために楽しんで続けていきましょう。

普通科高校に進学しよう

高校

今回の相談者さんの場合、水泳で一生やっていくという未来までは見えていない状態です。この場合、普通科の高校を受験するのが良いでしょう。

3年間、普通科の高校に通いながら、その中で将来やりたいことを見つけていくことができるからです。内申点が20しかないとありますが、20あれば普通科高校の選択肢はいくつかあります。

勉強して内申が上がっていけば、もう少し上の学校を目指すことも可能です。上がらなかったとしても、内申20で行ける学校の中から、普通科高校を選びましょう。

選び方は、家からの距離や校風、部活動、制服など、子どもの中で決めれば大丈夫です。

高校進学後は、いろいろな経験を積ませよう

海外

普通科高校に進学したら、とにかくいろいろな経験をさせましょう。将来の夢というのは、勉強ではなく経験からしか見つけることができないからです。

たとえば、本を読むことで知らなかった知識に触れるというのも、ひとつの経験です。海外に興味がある子なら、留学させてみるのも良いでしょう。

ほかにも、子どもが幕張メッセで行われているアニメのイベントに行きたいと言ったら、行かせてあげると良いと思います。

このように、子どもが興味のあることをどんどんやらせてあげることで、将来の夢を見つけるためのサポートができます。

2020年からは時代が大きく変わります。今までのように、ただ勉強するだけで食べて行ける時代は終わります。

子どもの本当にやりたいことは何か?これを見つけることが、2020年以降に活躍できる人間に育てる上で大事になります。

本日のまとめ

夢

部活動は、必ず将来の夢につながっていなくてもかまいません。仲間との絆や努力することの大切さなど、部活を通してしか得られない大事なものがあるからです。

好きで続けていて、それで生活できるほどのレベルにないという場合は、とりあえず普通科の高校を進学しましょう。

普通科高校の3年間で、将来の夢を見つけていけば良いからです。進学したら、とにかく勉強!ではなく、いろんな経験を積ませましょう。

将来の夢は、勉強ではなく経験からしか見つかることができないからです。子どもが興味のあることをどんどんやらせてあげることで、将来の夢を見つけるサポートをしましょう。

明日ですが、「高校生でコース順位が7位UPした成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!子どもの人生設計サポート法


 

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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