子どもがなかなか自信を持てないと、将来不安ですよね。ただ、今の状態が続くと、子どもの未来に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
そこで今回は、自信が持てない原因や親ができる改善ステップをお伝えしましょう。
親が正しい対応を取ることで、子どもは自信を取り戻し、将来に対して前向きになれます。いろいろなことに挑戦して、将来活躍できるはずです。
自信を持てない子どもの危険な未来
子どもが自信を持てないと、3つの悪影響があります。1つ目は「人間関係がうまくいかなくなること」です。
自信がないと、他人に話しかけることができず、友達も作りにくくなります。人間関係がうまくいかないと、孤独感を感じることが多くなるでしょう。
2つ目は「挑戦できない人生になること」です。「どうせうまくいかない」と思い込んでしまい、新しいことに挑戦する勇気が持てなくなります。
3つ目は「精神的な不安定さ」です。人間関係もうまくいかず、自分がやりたいことにも挑戦できない状態が続くと、ネガティブになります。
この状態が長く続けば、うつ病などの深刻な精神的問題に発展する可能性もあるでしょう。
なぜ自信を持てないのか?
そもそもなぜ、子どもは自信を持てなくなってしまったのでしょうか?原因は主に、3つあります。1つ目は「間違った声かけ」です。
親や教師、クラブのコーチなどから「なぜそんなこともできないんだ」といった否定的な言葉を受け続けると、子どもは自信を失います。
2つ目は「成功体験が少ないから」です。
周りに優秀な子どもが多い環境にいる場合、試合で活躍できなかったり、仲間からバカにされたりすることで、自己肯定感が低くなります。
3つ目は「愛情不足」です。親が放任主義だったり、愛情がうまく伝わっていなかったりすると、子どもは自分の存在価値を見出せなくなります。
親ができる3つのアプローチ
では、どのように改善していけばいいのでしょうか。ここでは、3つのアプローチ方法を解説します。
1つ目は「子どもの要求をできる限り聞く」ことです。親が子どもの要求を聞くことで、子どもは愛されていると感じます。
その結果、自分に価値を見出すことができるようになっていくでしょう。
2つ目は「ポジティブな声かけを増やす」ことです。成功体験を褒め、失敗しても叱らずに挑戦したことを評価しましょう。
3つ目は「子どもに合った環境を提供する」ことです。成績が伸び悩む場合は、塾や学校のレベルを子どもに合ったものに変更しましょう。
少し努力すれば結果が出る状態にすることで、結果が出るたびに子どもは自信を取り戻します。
本日のまとめ
自信を持てないと、人間関係がうまくいかなくなったり、新しい挑戦を避けたりして、精神的に不安定になることがあります。
子どもの自信を取り戻すためには、子どもの要求に耳を傾け、ポジティブな声かけを増やしていきましょう。
さらに塾や学校、習い事などは、子どもに合った環境を提供することが重要です。
明日ですが、「子どもがトラウマで話ができなくなったら?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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