先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中学を卒業して受験に失敗し、今現在午前中はアルバイトをしながら来年度の受験にかけています。
職場の方から今現在仕事を始めて4ヶ月くらいになるのですが、仕事が出来なさ過ぎるといわれています。
このままでは、9月中に退職扱いになる模様です。仕事の内容としては介護の職場で、掃除や洗濯の仕事を受け持っています。
どうしたら良いでしょうか?
中学校を卒業して、高校に進学する子もいれば、就職する子、高校に通いながらアルバイトをする子など様々です。
もしお子さんが、せっかく仕事についたのに続かないという状況なら、今回の内容を理解していただくことで仕事に対する考え方が変わると思います。
その結果、お子さんの未来をより明るいものにしていくことができるので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
続かない=合っていない証拠
今回の相談者さんの場合、介護の仕事が合わなくて悩んでいる状態です。しかし、子どもが仕事についたとき、その仕事が100%その子に合っている可能性のほうが低いです。
最低でも3~4回は失敗を重ねながら、いろいろな仕事に就くことでだんだん自分に合う仕事が分かってくるというのが普通です。
今回の相談者さんのケースだと、ただ単に介護の仕事が子どもに合っていないだけだと思います。これは、努力ややる気次第でどうにかなる問題ではありません。
誰にでも向き不向きがあるので、今の仕事が合っていないのであれば無理に続けるのではなく、お子さんに合った仕事に変えていくという考え方をすることが大事です。
ひたすら転職を繰り返そう
そのため、自分に合う仕事を見つけるために、転職を繰り返すという発想をすることが大事です。
長年、日本は終身雇用が一般的でした。その結果、「転職=悪い」というイメージを持つ人が多くいます。
しかし、このイメージは少し時代遅れです。海外ではキャリアアップのために転職を繰り返しているほうが、仕事がデキる人材だと評価されます。
今後は日本も海外のような価値観に変わっていくので、転職したことがマイナスになることはありません。
合わない仕事を辞めるときは、何が合わなかったのかよく考えて、自分に合う仕事を探すための材料にすることが重要です。
来年受験するなら勉強に集中しよう
今回の相談者さんの場合、来年の受験に向けてアルバイトをしながら勉強をしています。この状態なら、アルバイトはしないほうが良いかと思います。
人間が1日に活動できる時間は限られていて、多めに考えてもせいぜい12時間くらいが限界です。8時間アルバイトに費やしてしまったら、残りは4時間しかありません。
それなら、アルバイトをやめて、1日12時間勉強に費やすほうが、高校受験に合格できる確率は高くなります。
いちばんの目標が高校受験であれば、そこに向けて不必要な行動は削っていくことが大事です。
本日のまとめ
お子さんの仕事が続かない理由は、合っていないからです。最初から合った仕事に就ける確率のほうが低いので、転職を繰り返して自分に合う仕事を見つけましょう。
日本では「転職=悪い」というイメージが強いですが、海外ではキャリアアップのために転職を繰り返しているほうが仕事がデキると思われます。
日本も海外のような価値観に変化してきているので、今後は転職したことが何か不利に働くようなことはないでしょう。
合わない仕事を辞めるときは、なぜ合わなかったのかをよく考えて、次の仕事探しに活かすことが重要です。
また、来年の受験を目指しているのであれば、アルバイトに時間を割くよりも勉強に集中したほうが良いです。これを機に不必要な行動は削っていくのが良いでしょう。
明日ですが、「リストカットする子供の心理」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!子どもが就職したのに続かない時の対処法
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