「過干渉」と調べると、ある対象に対し、必要以上に干渉することと書いてあります。私たち教育者は、このある対象に子供をあてはめ、子供に対して必要以上に干渉してしまうことを過干渉と呼んでいます。
過干渉になってしまうと、親子関係がどんどん悪くなり、挙句の果てに子供が激しい反抗期、そして不登校や非行になります。
ではどうして、過干渉になってしまうのでしょうか?
※また反抗期についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。
>>子供の反抗期対策
道山の師匠伊藤幸弘先生の言葉
この理由について、私の師匠でもあり、不登校解決のプロである、伊藤幸弘先生はこう表現しています。
過干渉になってしまう親は、子供を私物化しようとしていると。これどういう意味か分かりますか?子供を私物化しようとしている・・・つまり子どもの人生=自分の人生だと考えてしまっているのです。
「いやいや道山先生、そんなことはありません」と思われるかもしれません。ただあなたがそう思っていなくても、もしお子さんが荒れていたら、お子さんはそう感じているのです。
決めるのは、あなたではなくお子さんなのです。
悪気があるわけではない
ただ私はあなたの気持ちがわかります。決して悪気があって、お子さんを私物化しているわけではないですよね?
むしろ、お子さんのことが大好きで大好きで仕方がないからこそ、子供にあれこれ指示をしてしまっているのだと思います。
だから自分のことを、決して責めないでくださいね。悪気があって、子供を私物化しようとしているなら私はあなたを助けようと思いません。
でもそうではなく、あなた自身は、全力でお子さんに向き合っていて、その方向が少しずれているだけなんです。
だからその矛先を、少し変えるだけでいいんです。
子供のことより自分のことを考える
なぜそこまで、子供のことばかり考えてしまうのか?一番の理由はあなた自身が、子供の成長以外に楽しみを持てていないことが原因であることが多いです。
例えば、お父さんとお母さんを比べた時、圧倒的にお母さんのほうが、過干渉であることが多いです。なぜかというと、お父さんは普段仕事をしていて、仕事にかなりの意識を取られているため、子供のことを考える暇がないんです。
だから過干渉になりたくてもなかなかなれないんですよね。※お父さんの場合むしろ放任の人のほうが多いと思います。
ただ母親になると、どうしても仕事はパートで、それ以外は家事をすることが多いです。その結果意識が子供に行くので、過干渉になりやすいのです。
もちろん子供に対して、100%の愛情で接するためには、ある程度時間が必要になります。ただ時間がありすぎると、それはそれで過干渉になりやすくなるので、
- 趣味の時間を増やす
- 友達とランチに行く頻度を増やす
明日ですが、「男女別!学校のプリントの整理術」というお話します。今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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