生活習慣や進路、または学校生活でのことなど、子どもと話し合いをする機会は多くあります。
ただ、子どもが親に心を閉ざしていると、何を言ってもきちんと聞いてくれません。
この記事では、子どもが心を閉ざしてしまう親と、開いてくれる親の違いを紹介します。心を開いてもらえる親になれば、子どもとより良い関係を築くことができるはずです。
なぜ子どもは親に心を閉ざすのか?
子どもが親に心を閉ざしてしまうのには、大きく2つの理由があります。
1つ目は「自分が言ったことを否定される」からです。せっかく相談をしたことを、頭ごなしに否定されれば、心を閉ざすのは当然でしょう。
2つ目は「話を聞いてくれない」からです。これも「否定される」というのと同じく、子どもからすれば「話す意味がない」と思ってしまいます。
こういったことが続くと、子どもはどんどん心を閉ざしていき、何も相談しなくなってしまうでしょう。
子どもが心を開く親の特徴は、否定せず話を聞く
では、子どもが心を開く親の特徴はなんでしょうか。答えは、「否定せずに話を聞くこと」ことです。
親としては「子どもの相談ごとには的確に助言をしたい」と思うでしょう。ただ、重要なのは「助言」ではなく「傾聴」です。
子どもの相談の途中で、求められていないのにアドバイスしてはいけません。子どもからすると、「話を聞いてくれない」と感じるからです。
子どもは、親に話を聞いてもらいたいと思っています。そのため、助言せずに、子どもの話をしっかり聞くことが、子どもに心を開いてもらう近道です。
話を聞いていると思ってもらうコツ
「話は聞いているけど、心を開かれていない気がする」という場合、話の聞き方が良くないのかもしれません。
たとえば、家事やスマホなど、何かをしながら話を聞いていないでしょうか?
これでは、子どもからすると「私の話よりスマホの方が大事なんだ」と思ってしまいす。
できれば、話に合わせて相槌を打つと良いでしょう。適切なタイミングで相槌を打てば、「きちんと話を聞いてもらえている」と感じてくれます。
本日のまとめ
子どもに心を開いてもらうためには、子どもの話をしっかり聞くことが重要です。
何かをしながらではなく、しっかりと時間を取って子どもの話を聞いてみましょう。
明日ですが、「やり切る力を伸ばす方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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