子どもの教育費、何にどれだけ使うべきか悩みますよね。
教育費は将来への投資となるものの、かければかけるだけいいというわけではありません。
そこで本日は、子育てでやりがちな無駄なお金の使い方を3つお伝えします。
間違ったお金の使い方をしてしまうと、家計を圧迫し、イライラの原因にもなるでしょう。
一方、正しい使い方ができると、子どもの能力が伸び未来が明るくなります。
やりたくない塾や習い事の費用
1つ目は、「子どもがやりたくないと言っている塾や習い事の費用」です。これに使うのは、おすすめできません。
なぜなら、本人の気持ちが前向きでないと、能力も成績も伸びないからです。無理に頑張らせても、時間と費用が無駄になる可能性が高いでしょう。
逆に、今はまだ結果が出ていなくても、子どもが行きたいと言っているなら、やらせる価値はあります。
ただ、教え方が下手だったり、始めて間もなかったりすることが理由で、結果が出ていないだけの可能性があるからです。
目的のない私立中学の学費
2つ目は、「目的のない私立中学の学費」です。
本人はそれほど行きたいと思っていないのに「周りがみんな中学受験するからうちの子もする」というパターンは、よく失敗するので注意しましょう。
明確な目的がないと私立の学習レベルについていけず、心も身体も辛くなるからです。
一方、「医学部に入りたいから」というような明確な夢や目的がある場合は、辛い勉強も乗り越えることができるでしょう。
もし中学受験するかどうか迷う場合は、実際に学校を見に行ってから決めるのがおすすめです。
欲しいものをなんでも買い与える
3つ目は、「欲しいものを何でも買い与えること」です。経済的に豊かな方が、よくやってしまいがちなミスと言えます。
というのも、何でも買い与えると、物の大切さがわからなくなったり、我慢する力が身につかなかったりするからです。
その結果、何かを得るために努力するということができなくなるでしょう。では、どこまで買うのがいいのか?
基本的に子どもへのプレゼントは、誕生日やクリスマスなどのイベント時に与えるのがおすすめです。
ただし、「物」ではなく「経験」は、イベント関係なしにたくさんさせるといいでしょう。夢を見つけるきっかけになるからです。
本日のまとめ
やりたくない塾や習い事の費用、目的のない私立中学の学費、欲しいものを何でも買い与える、これらは全て無駄な教育費となります。
必要なことに教育費をかければ、家計を圧迫することなく、将来のリターンへとつながるはずです。
明後日ですが、「志望校や夢が見つからない悩みの解決法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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