ADHDの子どもの対人関係のサポート法

一人の子供

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

ADHD傾向が強く、1人っ子。周りの空気が読めない所も多く、友人とうまくいっていないようです。

本人はあまり気にしていないと言っているのですが、コミュニケーションの仕方には口出ししない方がよいのでしょうか?

人間関係に関しても、失敗して学ぶのを見守り、家庭で過ごしやすい環境を整えることが良いのか、どのような声かけをしたら良いか悩んでいます。

子どもの友達関係がうまくいっていないと心配ですよね。どこまで口出ししていいか、迷うことも多いでしょう。

ADHD傾向の有無に限らず、友人とのトラブルをきっかけに不登校につながるケースもあります。そのため、早めに対応する必要があるでしょう。

では、どのように親はサポートすればいいのか。対応策がわかれば将来への不安も減り、子どもも学校生活を楽しむことができるはずです。

本音が話せる親子関係を作ろう

親子

まず大切なことは、「本音が話せる親子関係を作ること」です。

関係が悪いと、親に嘘をついて「(友人との関係は)気にしていない」と言う可能性があるからです。

子どもの本音がわかれば、それに応じた対応ができるでしょう。そのためには、日頃から良好な親子関係をつくっておくことが大切です。特に、
  • 子どもが求めることはできる限りやってあげる
  • アドバイスではなく、話を聞く習慣を作る
この2つを意識しましょう。愛情バロメータが上がれば、子どもは困ったことがあれば親に相談するようになります。

学校の先生と連携しよう

学校

発達障害などで学校でのトラブルが心配な場合は、定期的に先生に状況を確認するといいでしょう。

本人が「気にしていない」と言っていても、実は辛い状況だったり、トラブルがあったりすることもあるからです。

先生から見て何かトラブルがあるように見える場合は、友達関係のサポートを依頼するといいでしょう。

状況によっては通級を検討したり、授業を受けられない状態であれば一時帰宅をしたりなどの方法もあります。

先生と相談しながら、子どもにとってベストな方法を見つけていきましょう。

本人も先生もそれほど問題ないと言うなら?

笑顔

愛情バロメータが高く、本人が親に本音を話せる。先生から見ても、学校での様子は問題はない。

もしこういった状況であれば、今の時点でできることはないでしょう。

引き続き見守り、家で過ごしやすい環境を整えていけば大丈夫です。ただし、いずれは困るときが来るかもしれません。

そのタイミングでアドバイスをしたり、先生に相談することを提案したりするといいでしょう。

本日のまとめ

親子

子どもの友達関係がうまくいっていない場合、学校の先生に相談をし、連携していくことが大切です。

また日頃から良好な親子関係をつくっておくことで、学校での困りごとやトラブルを話してくれるようになるでしょう。

明日ですが、「子育てでやりがちな無駄なお金TOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!ADHDの子どもの対人関係のサポート法

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道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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