子どもに学校に行く理由を聞かれたとき、どのように答えていますか?親として何と返すか悩むところだと思います。
そこで本日は、私が考える学校に行かないといけない理由をお伝えしましょう。もし回答に困ったら、今回お伝えすることを伝えてみてください。
子ども自身も納得して、学校に行けるはずです。
結論!学校が重要なわけではない
結論からお伝えすると、絶対に学校に行かないといけないわけではありません。
学校が重要なのではなく、「家庭以外の場所に、居場所を作ること」が大切なのです。なぜなら、人間は社会性(社会とつながる力)が必要な生き物だからです。
家で誰とも合わず、孤独に暮らすことで幸せを感じられる人はほとんどいません。
子どもにとっての社会は、学校です。だから学校に行って、社会性を育まなければいけないのです。
どうしても学校が合わないときは?
上記の点を理解していると「無理に学校にこだわる必要がない」ということを、理解していただけるかと思います。たとえば、
- 学校の仕組みが合わない
- たくさん人がいる場所が苦手
- LDで勉強のレベルについていけない
- ADHDで授業を受けられない
なぜなら、学校に行くことが大事なのではなく、社会とつながることが大事だからです。子どもの状況に合わせて、選んでいきましょう。
学校に行く3つのメリット
最後に、学校に行くからこそ得られるメリットもお伝えします。1つ目は、友達ができることです。
損得勘定で人付き合いをしないのが、学生です。大人になっても付き合う事のできる、かけがえのない友人ができるでしょう。
2つ目は、社会に出る準備ができることです。期日に宿題を終わらせる、校則を守る、集中して勉強をするなどは社会に出る練習になるでしょう。
3つ目は、最低限の知識を得られることです。学校で学ぶことの中には、将来、役に立ちづらい教科があるかもしれません。
しかし、何かを勉強するときの土台になるのも事実です。新しいことを学ぶ時、スムーズに学べるようになるでしょう。
本日のまとめ
学校に行くいちばんの目的は、勉強ではありません。「社会性を育むこと」です。そのためには、家庭以外に居場所を作ることが必要です。
他にも、友達ができること、社会に出る準備ができること、最低限の知識を得られることも、学校に通うメリットといえるでしょう。
明後日ですが、「優しい子どもの育て方」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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