先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
「子供の気持ちを理解する」とありますが、子供が心を開いてくれず会話がありません。どのようにこちらからアクションを起こすべきでしょうか。
まず何をしたらよいのかわかりません。過干渉にならないよう口出したりはしないようしてますが、それだけではなかなか不登校の解決に向かってるように思えません。
ご相談のように、子どもが心を開いてくれないと、なかなか親子で会話をするのも難しいですよね。この状態から関係を改善をしていくのは、簡単ではありません。
そこで今回は、心を開いてくれない子どもにどう接していけばいいのかについて解説しましょう。
無理に心を開かせようとすると、かえって心を閉ざしてしまいます。余計に、修復が難しくなることもあるで、注意してください。
子どもが親に心を開かない3つの理由
子どもが親に、心を開くことができない理由は、主に3つあります。1つ目は「話をしても否定や助言をされる」と思っているからです。
ただ話を聞いて欲しいだけの時に、意見を否定されたり、上から目線で助言をされたりすると、子どもは話すのが嫌になってしまいます。
2つ目は「いつもイライラしている」ことです。これだと、話しかけると怒られると思ってしまい、話ができません。
3つ目は「会話をしても楽しくない」ことです。親との間に楽しい話題がなく、話をしても楽しくないと感じると、話す意味がないと思ってしまいます。
まずは話しかけやすい雰囲気を作ろう
子どもに心を開いてもらうには、話しかけやすい雰囲気を作ることが重要です。
まず、子どもの前では笑顔でいるように心がけましょう。これだけで、話しかけやすさは格段に違います。
次に、言葉遣いに気を付けましょう。ネガティブな話は子どもの前ではしないようにします。
そういった話は、子どもがいないところでするようにしてください。
子どもの好きな話題100%にする
子どもが心を開いてくれるまでは、会話は子どもの好きな話題だけにしましょう。
最初は笑顔で挨拶をするだけでOKです。無視されるかもしれませんが、折れない心で続けると、少しずつ会話ができるようになります。
いざ会話する時には、子どものしたい話題だけを選びます。学校や勉強などの話は、子どもから話すまではしないようにしましょう。
すると、少しずつ、言いにくいことなども話せる状態になるはずです。
本日のまとめ
子どもに心を開いてもらうには、笑顔で、子どもの好きな話題で話をすることが重要です。
「親と話してもいい」と思ってもらえるまでは、辛いかもしれません。ただ、根気強く続けていれば、心を開いてくれるでしょう。
明日ですが、「子どもに言ってはいけないNGワード5選」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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