子どもに渡すお小遣いの金額は、どれくらいが適切か、悩んでいる方は多いかもしれません。実は、お小遣いをあげすぎると子どもの未来を暗くしてしまいます。
そこで今回は、子どものためにどれくらいのお小遣いをあげれば良いのかをお伝えします。参考にしていただければ幸いです。
お金の魔力
身近な例を挙げると、宝くじに当たれば1億円や2億円が手に入ります。当たればいいなと思っている人は多いと思います。
しかし、宝くじで大金を当てた人の7割以上が、その後自己破産しているのです。なぜ、こういった悲劇が起きてしまうのか。
実は、お金を持つことのできる器は、一人ひとり違っているからです。ソフトバンクの孫正義さんなら、1兆円もっても気にならないかもしれません。
しかし、中学生が1兆円持ったら、頭がおかしくなってしまうのです。このように、人間には扱える金額の上限があります。
私の考える限度は、小学生なら1万円、中学生なら3~5万円、高校生なら10万円です。これを超えた金額を持たせると、うまく扱えずに不幸になってしまいます。
お金がありすぎると起こる悲劇
お金がありすぎることで、どういった悲劇に見舞われるのでしょうか。1つ目は、傲慢になることです。お子さんが「お金をあげるから言うことを聞け」と友達に言っていたらどうでしょう。
おそらく、友達を失うでしょう。お金で人を操ろうとする人とは、誰も仲良くなりたくないからです。
2つ目は、変なものに使ってしまうことです。たとえば、ゲームの課金などです。いずれ課金をしないとゲームを楽しめなくなってしまいます。
3つ目は、悪い先輩などにたかられることです。いじめのターゲットにされる可能性もあります。
親がコントロールしよう
では、どうすればお金の悲劇から子どもを守ることができるのでしょうか。
子どもが手にしたお金であっても、本人の器が大きくなるまでは親が管理してあげることが大事です。たとえば、お年玉を10万円もらったとします。
中学生なら、2万円だけ使っていいことにして、残りは貯金に回させましょう。子どもが成人したときに渡してあげたらOKです(親が勝手に使うのはダメですよ笑)。
中学生で起業したり、YouTuberになって人気が出たりすれば、100万円くらい手に入るかもしれません。そこでも、何に使うかは親が確認しましょう。
本日のまとめ
お金は、一人ひとり持てる器が決まっています。小学生なら1万円、中学生なら3~5万円、高校生なら10万円を超える金額を手に入れると、うまく扱えずに不幸になる可能性が高いです。
未来を暗くしてしまう可能性が高いので、器が広がるまでは親がある程度管理してあげましょう。
明日ですが、「不登校は施設に入れれば直るの?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
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