最近増えているのが、
対教師暴力です。
私も教師時代、
- 階段から突き落とされる
- 車に石をぶつけられる
- 頭の上に唾を吐かれる
- 胸ぐらをつかまれる
などいろいろと経験しました。
もちろん子どもがすべて悪いわけではなく、
私が対応を失敗したケースもあります。
ではもしお子さんが、
先生に対して暴力を振るったら、
あなたはどのように対応しますか?
実はこの対応一つで、
子どもの未来が大きく変わります。
少しでも可能性があるなら、
頭の片隅に入れておいてくださいね。
目次
対教師暴力のレベルを考える
対教師暴力とひとえに言っても、
レベルがいろいろあります。
今回はあえてわかりやすくするために、
5つの段階に分けてみます。
レベル5(最も酷いケース)
先生に手を出し、病院送りにするレベル
レベル4
先生に手を出し、軽い打撲や擦り傷を
負わせるレベル
レベル3
胸倉のつかみ合いになり、お互いにけがはしていないレベル
レベル2
暴言を吐いたり、言い争いになり、
他の先生に止められるレベル
レベル1
先生の陰口をたたいたり、LINEで友達と誹謗中傷をするレベル
レベル4以上のケースは警察に通報する
もしお子さんが、
レベル4以上の対教師暴力をしたなら、
遠慮なく警察に通報してもらったほうがいいです。
親として、
つい子どもを守りたくなり、
「先生今回だけは許してください」
とお願いしてしまう方もいます。
しかしこれは、
子どもの将来を考えると、
良い対応とは言えません。
先生が警察に被害届を出すと、
鑑別所や少年院に、
入る可能性もあります。
その結果、
高校受験などに影響が出ることもあります。
ただこういった施設に入ると、
子どもは人生で初めて孤独を経験します。
孤独の時間は人間を更生させます。
まだ若いうちに更生できれば、
人生はやり直しがききます。
大人になってからだと、
手遅れになることがあるからです。
レベル3以下なら親が謝罪する
レベル2や3の問題は、
正直学校によって対応が異なります。
もしかしたらこのケースでも、
警察に通報されることもあります。
先生としては、
他の子たちを守るために行った行動なので、
それを否定せず受け止めるのが良いです。
ただ多くの先生は、
このレベルだと警察には通報しません。
親と話をして、
二度としないことを約束する
というパターンがほとんどです。
この場合、
必ず学校まで足を運び、
涙を流して先生に謝罪してください。
そういった姿勢を親が見せるだけで、
子どもの心が変わります。
※もちろんなぜ手を出したか
きちんと理由を聞いてからでOKです。
先生の持ち物を壊しているなら、
弁償したほうが良いです。
親が責任をもって謝罪する姿勢を、
子どもに見せることが大事なのです。
本日のまとめ
もしお子さんが先生に手を出し、
学校から連絡があったら、
まずは状況を聞きましょう。
先生だけではなく、
お子さんからも聞くことが大事です。
その後は先生と相談をして、
今後どうしていくかを決めましょう。
レベル4以上の場合は、
子どもの将来を守るという意味でも、
警察に通報してもらったほうが良いです。
今この瞬間を考えるのではなく、
将来の幸せを考えた行動を
取ると良いと思います。
明日ですが、
「子ども向け!先生に恋をしたら?」
というお話をします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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