子どもをどこまで叱るべきかどうかというのは、親として悩むのではないでしょうか。
叱らないメリットとデメリットを解説した上で、上手な叱り方も合わせてお伝えします。
叱りすぎ、叱らなすぎかもしれないと悩んでいたら、参考にしてみてください。親の対応次第で、子どもは変わっていくはずです。
子どもを叱らない最大のデメリット
子どもを叱らない最大のデメリットは、「何が正しくて、何が間違っているのかがわからない子になる」ということです。
たとえば、友達をいじめたのに叱らないでいると、子どもはいじめてもいいと感じます。
すると人から嫌われたり、取返しもつかないような悪事に発展したりすることにもつながってしまうかもしれません。
もちろん、子育ては親だけがしているわけではありません。学校の先生が叱ってくれることもありますが、親が伝えることも大切です。
唯一のメリットは一時的に楽なこと
叱らない唯一のメリットは、パワーを使わないことです。叱ることで、子どもは多少なりとも反発してきます。
つまり、叱るのはパワーが必要なのです。叱らなければ、これを使う必要がありません。一時的に、子育てが楽になるでしょう。
ただし、前述したように叱らないと子どもは善悪が付けられなくなり、問題行動を繰り返すようになります。
いずれ子育てがもっと大変になっていくのです。
上手な叱り方2つのコツ
では、上手に叱るコツを2つ紹介します。1つ目は、怒るのではなく叱ることです。
怒るとはイライラをぶつけること、叱るとはダメな行動を伝えることです。イライラをぶつけても子どもは成長できません。
2つ目は、人格ではなく行動を叱るようにすることです。「お前は本当にダメなやつだな」というのは、人格を否定しています。
一方「未成年の喫煙は法律違反で体に害があるからやめなさい」というのは、行動を否定しています。
人格を否定すると、自己肯定感が下がり親子関係が悪化するので、注意しましょう。
本日のまとめ
子どもを叱らないでいると、何が正しくて何が間違っているのかがわからない子になります。あとで、子育てが大変になります。
上手に叱るポイントは、感情的にならずに、人格ではなく行動を叱るようにすることです。
明後日ですが、「受験勉強でやってはいけないことTOP3」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!叱らない子育てのメリットデメリット
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