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お父様お母様から良くいただく相談の一つに、
子どもが自分で物事を判断できない、というものがあります。
いわゆる優柔不断な性格を解消したい、という悩みです。
子どもが優柔不断になる原因とは?
ではそもそもどうして子どもが、
優柔不断な性格になるのか、
あなたはご存知でしょうか?
この原因は、
「小さい頃から親がいろいろ決めてしまった」
からなのです。
例えば成績が下がってきたとき、
「最近成績が下がってきたから公文に入れるからね」
と言って、
子どもの意志を聞かずに、
決めてしまう子育てを続けていくと、
子どもは優柔不断になってしまうわけです。
レストランなどに言った時、子どもがお子様ランチにしようか、
お子様ハンバーグにしようか悩んでいる時に、
「前回ハンバーグ残したんだから今回はランチにしなさい」
と言って親が決めてしまうことを続けると、
子どもは自分で判断できない子供に育ってしまうのです。
待ってあげることと選択肢を出すことが重要
ではどうしたら良いのかと言うと、
こういった場面で大事なことは、
- 自分で決められるまで待ってあげること
- 選択肢を出してあげること
例えば公文の例で言うと、まずは
「最近成績が下がってきているけど、
何かわからないところでも増えてきているの?」
と聞いてあげるわけです。
その後で、「じゃあうちの近くに公文があるから、
1回そこの体験に行ってみる?
それかお母さんが家で教えた方が良い?」
という感じで選択肢を出してあげるわけです。
で、最後は子どもに決めさせるようにすると、
自分で判断するという力が身につきます。
ハンバーグとランチの例で言うと、
もし子どもが迷っていたら、
何も言わずに判断できるのを待ってあげるのが大事です。
そこでもし子どもが、「どっちにしようか決められない」
とあなたに悩みを相談してきたら、
「前回ハンバーグ残してたから、お母さんなら今回はランチにするかな」
と自分ならこうするかなと言う感じで、アドバイスをしてあげれば良いわけです。
高校受験の志望校も子どもに決めさせる
この原理は、
高校受験の志望校選びでも言えます。
仮に子どもが、志望校を決められず悩んでいるとしたら、
親がすべきことは、
- 選択肢を出してあげる
- 決められるまで待ってあげる
「もうあなたはここに行きなさい!」
と言って親が勝手に決めてしまうのは、
絶対にダメなのです。
何においても、最後は子どもに判断させる。
仮にその判断が失敗だったとしても、
それは一つの成長につながる。
これを徹底しておくと、
自分の人生は自分で決められる人間に成長できると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
道山ケイ
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