先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。
中3受験生の息子がいます。今まで過干渉で全て指示してきて、最近爆発されました。
息子に発狂され崩れてしまいそうだったので、携帯の宣言もやめ、勉強しろとも言わないようにしましたが不安で仕方ありません。
今回の相談者のように、受験が近づいているのに反抗期がひどくなると、結構まずいです。早めに対処しないと、合格率が下がるためです。
ただ、親としてどのように対応すればいいのか悩みますよね。でも大丈夫です。やるべきことは意外とシンプルだからです。
お子さんの反抗期が改善しない場合、本日の内容を参考にしてみてください。お子さんが落ち着くため、受験の合格率も大きく上がるはずです。
反抗期が酷くなるメカニズム
そもそも、なぜ反抗期が酷くなるのでしょうか?これには、2つの理由があります。1つ目は、過干渉の子育てをしていることです。
過干渉ということは、指示を出しすぎている状態です。すなわち、子どもを必要以上にコントロールしている状態です。すると子どもは自由を手に入れるために、反発します。
2つ目は、自立心の芽生えです。思春期は、自分の人生を考え始める時期です。そのときに考えを否定されたり決めつけられたりすると、反抗します。
今回の相談者の場合、この2つが重なり爆発してしまったといえるでしょう。早めに過干渉から脱出することが、ひどい反抗期を終わらせるポイントです。
最終ゴールを考えよう
そこで最初にやるべきことは、最終ゴールを考えることです。子育ての最終ゴールは、テストの点を上げさせることでしょうか?志望校に合格させることでしょうか?
違いますよね。これらはあくまでも通過点で、最終ゴールは「子どもの未来を明るくすること」だと思います。
つまり、テストで点を上げたり志望校に合格したりするために、過干渉となり親子関係が悪化してしまったら本末転倒なのです。
一度、目の前のテストや受験は忘れましょう。そして、お子さんとの関係を良好にすることに集中することが大切です。
まだ間に合う!中3反抗期の対応法
次に、無条件の愛で接しましょう。「あなたが元気でいてくれたら十分」という気持ちで接するのです。すると子どもは「自分の人生は自分で決めてもいいんだ」と思います。
その結果、将来に希望を持つことができます。親に反発する必要もなくなるため、発狂したりイライラしたりすることもなくなるでしょう。
ここまで来たら、あとは子どもを信じて待つだけです。まだ受験まで時間があるので、焦らないようにしましょう。
本日のまとめ
受験生で反抗期がひどい場合、まずは最終ゴールを考えましょう。「子どもの未来を明るくすること」が願いなのであれば、一旦勉強と受験のことは忘れるといいです。
将来の選択肢は、いくらでもあります。成績が悪くても、志望校に合格できなくても大丈夫です。親子関係さえ良ければ、子どもの未来は明るくなります。
明日ですが、「子どもが授業を聞かないときは?」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!中3で反抗期がひどくなったときは?
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