スマホ依存の中学生との関係修復法

スマホ

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

中学2年の息子が、最近スマホばかり見ています。食事中も手放さず、話しかけても「今見てるから」と言われることが多くなりました。

以前は一緒にテレビを見て笑ったり、学校の話もしてくれたのに、今はほとんど会話がありません。

取り上げるのも違う気がしますが、このままでは親子関係が冷えていくようで不安です。どう関わればいいのでしょうか。

中学生になってスマホを使う時間が増え、会話が減ると不安になりますよね。

そこで今回は「スマホ依存の中学生との関係修復法」について解説しましょう。間違った対応をすると、親子関係がさらに悪化します。

上手に対応すれば、楽しく会話ができる親子関係になるはずです。

中学生になると子どもは変わる

友達

親子関係がどれだけ良かったとしても、友達とLINEをした方が楽しいと感じる時期は必ず来ます。

思春期の子どもは友達が最優先になるため、一時的に親よりも友達を優先するからです。

特にスマホを買った瞬間や、仲良しの友達とLINEを始めた時、新しいゲームを見つけた時は、そちらに行きがちになります。
  • スマホを見ていない時は普通に話せる
  • やるべきこと(朝起きて学校に行く、宿題を出す、ルールを守る)ができている
  • 勉強の話がある程度できる
  • 親の簡単なお願いを聞いてくれる
なら、多少会話が減っても問題ありません。

どうしても気になるなら、ルールを決める

ルール

食事中にスマホを触ることがどうしても気になる場合、ルールを決めましょう。愛情バロメータが高ければ、ルールを決めることができます。

子どもの意見も聞きながら決めていけば、納得してくれるでしょう。取り上げるのは、絶対にやめた方がいいです。

無理やり取り上げて、うまくいくことはありません。子どもと話し合いをして、納得している状態でルールを作りましょう。

ただし、ルールを作りすぎると過干渉になるので注意が必要です。

中2でも楽しく会話ができている家庭もある

親子

とはいえ、中学2年生でも、親子で楽しく会話ができている家庭はあります。こうした家庭では、
  • 親のイメージが良い(日頃から笑顔を意識する、明るい言葉を使う、イライラしないなど)
  • 共通の話題がある(アニメ、YouTube、ゲームなど、子どもが好きなものを勉強している)
ことがほとんどです。同じようにやることで、思春期でも親子で楽しく会話ができる家庭を作れるでしょう。

本日のまとめ

主婦

中学生になると、友達を優先する時期が必ず来ます。

4つの条件(スマホを見ていない時は話せる、やるべきことができている、勉強の話ができる、親のお願いを聞いてくれる)を満たしていれば、気にしなくて大丈夫です。

中2でも楽しく会話ができている家庭は、親のイメージを良くし、子どもが好きなテーマを勉強しています。一緒に楽しむことで、共通の話題が増えていくでしょう。

明日ですが、「子どもの暴言と暴力が改善した成果報告」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

思春期の子育てアドバイザー道山ケイ

動画で解説!スマホ依存の中学生との関係修復法

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このサイトの運営者

道山ケイ

 

思春期の子育てアドバイザー。元中学校教師で、親を変えることで子どもの成績を上げるプロとして活躍。年間3000人の親をサポートし、約7割の家庭で親子関係が良好に変化。5教科の合計点が137点UPした子など実績多数。

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