起立性調節障害になると、朝起きられず不登校になってしまう子が多いです。親としては、なんとかして改善させたいと思うでしょう。
そこで本日は、起立性調節障害が治り、不登校が解決した山本さんを紹介します。
起立性調節障害を治す上で、大切なことを理解していただけるはずです。不登校解決にも直結するため、子育ての不安も減るでしょう。
同じようにやっていただければ、きっとお子さんの症状も良くなるはずです。
3ヶ月学校に行けない状態が子育ての力で改善
山本さんのお子さんは1年前、起立性調節障害と診断されました。失神することもあるぐらい、症状はひどかったそうです。
3ヶ月間ほとんど登校できず、薬、鍼、カイロなど色々試したものの、改善しませんでした。
そんなときに、私がオンラインで行っている「思春期の子育てプログラム」に参加してくださいました。
お子さんへの接し方を変えたところ、劇的に改善。2学期から学校に行けるようになり、高校受験にも見事合格されました。
進学後は運動部に入り、無遅刻無欠席で頑張っているとのことです。では、山本さんはどのように接し方を変えたのでしょうか?
起立性調節障害を治すために行った5つのサポート
1つ目は、無理させないことです。「頑張って行きなさい」と言うのをやめ、無理に学校に戻そうとしないようにしました。
2つ目は、家庭の雰囲気を明るくすることです。一緒にお笑い番組を見たり、お菓子を作ってあげました。
3つ目は、体調面のサポ-トです。血圧を上げる薬、漢方、鍼を継続しながら、タンパク質と鉄分が多い料理を増やしました。
4つ目は、無条件の愛情を伝えることです。「元気ならそれで十分」と言葉で伝えました。
5つ目は、安全に暮らせる家をつくることです。上から厳しく叱りつける父親とは、距離を取らせました。
この5つのことを意識した結果、症状が改善し、学校にも行けるようになったのです。
起立性調節障害が治った理由
なぜこれらのサポートで、お子さんの起立性調節障害が治ったのでしょうか?答えは、子どものストレスが激減したからです。
そもそも起立性調節障害は、ホルモンバランスが乱れる思春期に起こりやすい障害です。
この時期に強いストレスが加わると、身体のどこかに不調が出ます。
血圧だと起立性調節障害、お腹だと過敏性腸症候群、心だとうつになるのです。
ホルモンバランスに変化が起こるのは停められないので、起立性調節障害を治す唯一の方法は、ストレスを軽減することなのです。
今回山本さんは、子育てでストレスをなくすことを意識されました。その結果、改善することができたのでしょう。
本日のまとめ
起立性調節障害を改善するには、医学的なアプローチも必要です。しかしストレスがかかっている環境である限り、改善は難しいでしょう。
まずは子育ての力で、子どものストレスを軽減させる。ここから始めてみてください。
なお、子どものストレスが軽減する子育てテクニックは、思春期の子育て講座(無料)で詳しく解説しています。
>>思春期の子育て無料講座の詳細はこちら
明日ですが、「子育てのイライラを抑える方法」というお話をします。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
思春期の子育てアドバイザー道山ケイ
動画で解説!起立性調節障害が治った成果報告
記事を読んでくださったあなたに道山からのお願いがあります
最後まで記事を読んでくださったあなたに、一つだけお願いがあります!本日の記事が少しでも役立ったのであれば、以下のバナーをクリックしていただきたいです。クリックするだけで、ブログランキングのポイントがたまります。その結果、たくさんの方に思春期の子育て理論を広めることができます。
あなたの清き一票で、子どもたちの明るい未来を創ることができます。ご協力よろしくお願いします。
この記事へのコメントはありません。